「断捨離」という言葉のインパクトにひかれて購入したこの本に、ここまで自分を変えられるとは
思ってもみなかった。
普段は読むだけであまり実行しない私が、帰宅してすぐに断捨離を実行した。
そして数日間で15袋分のごみを捨て、段ボール10箱分の書籍を売った。
断捨離の中で重要なのは、なんとなく捨てるのではなく、時間軸を今現在、自分自身を軸にすること。
不要な物をどんどん捨てていくと、部屋の中で生き残ったものの数は、驚くほど少ない。
でもまだまだ本当に必要なものは更に厳選されていくだろう。
今の私に必要なものだけが残った空間は見た目だけでなく、心の中まで軽やかにさせてくれる。
それだけでなく、自覚のなかったコンプレックスや心の中の重荷に気がついた。
「自分のコンプレックスに気づく」
この章には本当にはっとさせられる。
床が抜けそうなほどの大量の本があふれた本棚。
それは私自身の知識に対するコンプレックスや不安を表すものだった。
自分で何もかも取り込もうとしなくて良いのだと思えるようになり、
清々しい気分で数百冊もの本を古書店に送り出すことができた。
他にもたくさんの使いかけで古くなった化粧品や、いつかのためのパーティドレス、
途中で飽きた様々な教材など、あげればキリがない。
本当に必要ではないものを買ったときの、自分の心の状態がどんな
不安やコンプレックスに囚われていたか、客観的に判断できるようになった。
私の部屋を占領していたのが、ただの物ではなく、自分のコンプレックスが
物質に姿を変えていたものだとしたら、今までどれほどストレスのかかる空間で生活してきたのだろう。
これ程新しい発見をもたらしてくれた「断捨離のすすめ」だが、小難しさは全くない。
非常にやさしく読みやすいし、すぐに実行できることばかりだ。
というより、読んだそばから実行したくてたまらなくなる。
実行することが大事だと教えてくれたのもこの本で、その後買ったダイエット本も
すぐに実行して成果を出し、体の中まで断捨離できた。
一年の終わりにこんなにいい事がたくさん起こるとは…。