今まで何冊かこの手の本を購入したものの、いつも実践できず、挫折していました。
それが、この本に出会って、ようやく捨てられないものたちと別れることができたのです。
(今やかなりすっきりした空間にいます。感謝!)
いままでダメだったのが、どうしてこの本に出会ってできたのでしょう。
ひとつには、筆者が整理整頓の達人としてではなく、アメリカの生活オーガナイザーに啓発されて生活改善に取り組んだ自分自身の実践経験を、私たち読者と同じ目線で解説してくれていること。永年タンスの肥やしになっていたもの、愛着や思い出がつまったものたちをどうやったら手放せるのかなど、経験談をとおしてとても温かく書かれているので、がぜんやる気をかき立てられました。
また、なんといっても他の整理本と違うのは、単なるものの整理や捨て方のハウ・ツーで終わっていないということ。ものをただ捨てるのではなく、リユース(寄付)やリサイクルして分かち合うという発想やこれからの人生をどのようにものと付き合い、暮らしていけばいいのかといった、自分自身の生き方を考えることの大切さがていねいに語られています。なるほど、こういう視点からものの整理を始めれば長続きするんだ、と目からウロコでした。
ものをただ捨ててしまうのがつらい私にとっては、寄付先の一覧が巻末にしっかり載っていたのも、実際にすぐ役立ってよかったです。
今まで何度も挫折した人、シンプルに生きたいけどどうスタートしたらよいか迷っている人に、是非お薦めしたい一冊です!