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モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わらない日本
 
 

モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わらない日本 [単行本]

野口 悠紀雄
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

危機と外圧がなければ、いつまでたっても現状に甘んじる健忘症国家・ニッポン。
名ばかりの構造改革と中国特需により、見せ掛けの景気回復が訪れるや、旧態依然の製造業を生き延びさせてしまった。
しかしこのままでは、国境を越えて情報やサービスが駆け巡るグローバル化時代に生き残ることはできない。
日本の悲喜劇をシャープに斬った辛口経済エッセイ集。

内容(「BOOK」データベースより)

長かった「自信喪失期」から「自信過剰期」へと移行した日本経済。しかし、本質的な構造は何も変わっていない。危機感なき現状に警鐘を鳴らす辛口経済エッセイ。

登録情報

  • 単行本: 228ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2007/10/27)
  • ISBN-10: 4478002959
  • ISBN-13: 978-4478002957
  • 発売日: 2007/10/27
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By zigeunerweisen VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
何よりも野口先生にとって残念な一冊でしょう。野口先生が本書で絶賛するアイルランドは、いまやユーロ圏の問題児PIIGSと蔑まれ、失業率は15%に達してしまった。小野善康氏の新著『成熟社会の経済学』(岩波新書、2012年)は、バブルで痛い目にあった日本でさえ、あいかわらずバブルに惑わされているエコノミストが少なくないと断罪しつつ、「たとえば、野口悠紀雄『モノづくり幻想が日本経済をダメにする』では、バブル経済への投資で稼ぎ、後に金融危機に陥ることになる当時のアイルランドを絶賛している」と皮肉っている(pp.47-48)。結局のところ、幻想に囚われていたのは野口先生御自身だった。後知恵で評価するのは気の毒ながら、一流の論客にしてこの程度の分析力かと多くの読者を失望させてしまった。何よりも、金融系の研究者や実務家はモノづくりに心血を注ぐ技術者・労働者への敬意に欠けるところが気になるところである。
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46 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
金融業でのイギリスとの比較、遅れたIT化、非英語圏の不利さ、利益にならないコモディティ生産、外資に対する拒否意識等々、既にどこかで読んだような内容が続く。たった2つの事例から効率的市場仮説を「証明」したとする内容には失笑。書名の「モノづくり幻想」とは結局なんなのかも伝わりにくい。
全体として「人」や「文化」に対する洞察が乏しく、従来からそこここで見られる主張を寄せ集めた雑談集のような印象。興味深い内容も含まれるが、書籍としてのまとまり、完成度が低い。
このレビューは参考になりましたか?
56 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
野口氏の著作は読みやすいことでは天下一品である。比喩は巧みだし、文章は流暢である。しかし読者としては、講談の歯ごたえのよさを求めているのではない。その理論の内容の高さを期待しているのである。その高さを証明するには、一つは論理の精緻さとバックデータの豊かさと適切さである。この点については、わずかの事例やトピックをH引用しているに過ぎない。もう一点はその論説が具体的な検証に耐えられるかということである。氏の言い分を要約すると、第二次産業はすでに命脈が尽きたので、次世代型の産業すなわち金融やITに向かえということであろう。さて、ここでサブプライム問題から派生して、金融危機が到来した。猫も杓子も金融ビジネスと叫んできたのに、この事態をどう説明するか。大いに傾聴したい。
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