通勤中の電車内で女子高校生が読んでいるのを見て、タイトルに興味を惹かれたのです(笑)。
で、手にとって見ると・・・
可もなく不可も無く・・・と言ったところです。主人公の造形や場面設定を考えるとライト
ノベルなのか・・・と思ったのですが(女子高校生が読んでいたしね)、そういう言う訳でも無い。
かと言って大人(ここでは40代前半ぐらいまで)を狙っている・・・という訳でも無い。
そう、どこら辺の読者を想定しているのかが、全く見えないのです(多分、メインは10代後半
から20代だと思います)。それ故に、特に派ストーリーが中途半端になっています。主人公を多数
(8人)用意した為(一応エピソードは繋がっているのですが)、その分、一エピソード当たりの
書き込みは薄くなってしまいます。
主人公たちの心情も伝わっては来ますが、どれも予定調和的な終わり方になっているのです。
換言すれば、全てを丸く収める必要性があるのかと感じたのです(確かにハッピーエンドに
終わるのなら、それに越したことはないのです。ただ、それならそれで、それを強く感じる為
にも、そこまでにそれなりの障害は必要なのです)。
深堀出来る設定が有りながら、話をまとめることを優先した為か、表層的な展開に終わった
のが残念です。