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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
土井亜紀受難の巻,
By ざんぱんまん (東京23区内) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: モテキ 3 (イブニングKC) (コミック)
この巻のメインは土井亜紀ですが、2人のつかみどころのない男(主人公とオム君)に振り回される損な役回りです。土井亜紀はこの巻で積極的に動きますが、主人公藤本はかなり不可解な行動をとって、結果として恋愛関係になることを避けているようです。 この点、73ページの「相手を好きじゃなきゃ大事な所で頑張れない」という主人公のセリフが気になります。文字通り受け取れば土井亜紀のこともいつかちゃんのことも好きでないということです。主人公は好きでない相手と真剣におつきあいが出来ないと悩み、しかも好きになれない原因を自分が他の男に比べ価値が低く(2巻163ページ辺り)、愛されてない証拠探しをしてしまう(68ページ)からだと思っているということになります。 3巻のフジ君は1・2・4巻よりも挙動不審度が高いのですが、こういう奇妙な悩みに取りつかれていては無理もありません。普通これでは恋愛物になりません。そう考えると実に画期的な恋愛マンガと言えると思います。
33 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「適齢期」というリアリティ、「非モテ」というフィクショナリティ,
By
レビュー対象商品: モテキ 3 (イブニングKC) (コミック)
人生の黄金期「モテキ」を後ろ向きに爆進中の幸世は、好きな漫画家のオムさんの事務所に、気になる女子・亜紀とおもむく。彼女と上手く いきかけては、またしても自虐の防空壕に逃げ込む幸世だが、そのこ ろ、オム先生の中の「歯車」もきしみをあげながら駆動し始め…。 これまで恋愛マンガには「好きか嫌いか」のALL or NOTHINGの心情 しか描けない、という不文律があった。もちろん「好きでもない嫌いでも ない」の“浮動票的恋愛”も技術的には描けただろうが、何よりもまず 画にならない。それでは「漫画」にならないのだ。そんな不文律を犯し、 禁断の「フリー同士の駆け引き的恋愛」を描ききったのが、この漫画 「モテキ」最大の功績だと、個人的には思う。 運命の人なんて待ち焦がれているのは少数派で、ホントのところ女たち は、女だけに課された年齢という時限爆弾を抱え、もちうる資源総動員 でこの世を「サヴァイブ」しているわけだ。そんな亜紀の「男選び」のリア リズムと、幸世やオム先生の抱える恋愛観のフィクショナリズムのどうし ようもない摩擦が火花を散らす。 でも「恋愛に理想はない」とは、モテないとのたまう男にだって向けられ た刃物だ。「モテキ」という本来麗しいはずの「季節」を題材にして、この 漫画がえぐるのはもっと痛烈な部分。それは、世界がモテる人間とモテ ない人間によって棲み分けされているわけではないということ。 むしろ、「※イケメンに限る」こそが都合のいい「フィクション」であり、実際 には「恋愛の不可能性」なんていくら求めようと「証明不可能」で、大多数 の非モテという結果は、当人の「チキン」であることに還元されるという冷 徹な事実を、この漫画はズキズキつくのだ。ゴロ寝しながら単なる「漫画」 を読んでいると思い込んでいた読者は、たちまちその「痛み」にフローリン グをのたうち回るはめになるだろう。 あとがきによると残り一巻で終えるという。ここで終わるのは寂しいが、こ の濃厚すぎる展開の終幕を水で薄めるようにして先延ばしするのもまた、 同時に惜しい気がする。
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
白土三平タッチなオム先生,
By
レビュー対象商品: モテキ 3 (イブニングKC) (コミック)
マンガのモデルになったり、オム先生のマンガのためとはいえ、女王様のようにオム先生を足で踏みつけたり、”ペリー”の開国交渉を行ったりと、この巻の主人公は土井亜紀ちゃん。ところどころ描かれている彼女のダークサイドな表情や呆けた表情を十二分に堪能できてとても楽しい。この巻まで読んで思ったのは、どうやら主人公はフジ君ではないということ。 テーマ的にはイマドキの草食系男子を扱ってはいるけど、描写的に(とりわけキャラの心理描写と言う点でとりわけ)女子のほうがキャラ的にリアリティがあるというか、フジ君は作品のトリックスター的位置づけで、彼を触媒・フィルターにして、いつかちゃんや土井亜紀ちゃんの女心を語ってるのではないかと。フジ君というフィルターを解しているからこそ、女性漫画での女性の描き方とはちょっと違っていて、それで男性読者にも受け入れられてるのかな、とフト思った。 作者あとがきによるとあと一巻でまとめに入るらしい。次巻最終号?それとももっと続くのかしら?どういう結末を迎えるのだろう?
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
わっはっはっ
面白い! 書きたいことはいっぱいあるがとりあえず…21話のネイティブ ダンサーの表紙が怖すぎてかつ秀逸すぎてね、ウケました。
投稿日: 18か月前 投稿者: カラフル
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