路上ナンパのノウハウ本なので、一般人には難しい手法だと思います。
まず、この本では「盛り場のターミナル駅」を主戦場として勧めてますが、
そこには「土地の仕切り屋がいて、ナンパするとイチャモンをつけられる」
という記述があり(P77)、もうここでノウハウ自体が破綻しているのである。
また、女性に酒を飲ませてつぶすことが、”口説く”作戦として
多くのページが割かれているが、
男性側は「自分はなるべく飲まない」、そのために女性がトイレにたったスキに
「グラスに残ったワインを床に捨てる」そうだ。(P202)
このように人に迷惑をかけ、小手先の業で人を欺く手法は
まっとうな社会人ができるはずがなく、「モテる男」とは到底いえないだろう。
この本はノウハウ本というより、
ただ、ナンパに人生をかけた一人の男性の個人的な記録として読むと面白いかもしれない。