たとえば「どこで女性に出会えるか」の章では、料理教室や台所用品コーナーといった「秘密の場所」をあげ、街なかでは「高さが1メートル以上はありそうなぬいぐるみ」を持ち歩く、といった意外性のなかにも、論理的で実行可能な技術がいくつも紹介されている。
ただ「常に複数の女性を追いかける」など、一見すると抵抗をおぼえたり賛同しかねる部分もあるかもしれない。また、意中の人との恋が成就しないという悩みを抱えているのであれば、このルールは、あまり意味のないものにも思える。しかし、本書を読み進めていけばわかるように、そういった考えこそが「モテない」男性をそうたらしめているものなのである。
ダンテがベアトリーチェへのかなわぬ思いを胸に「神曲」を完成させたように、かなわぬ恋を前進のエネルギーにした例は多くあるが、本書では失恋をバネに「前向きに生きよう」的な慰めをしているわけではない。また、単純な「女性の口説き方」の本にもなってはいない。
「女性にモテるかどうかではなく、自分の生き方に自分の価値を見つけられる」かどうかが大事なのであり、「自分が望む生き方ができるように人生を設計すること。そこに女性が含まれていようが、含まれていまいが関係ない」。こんなふうに新鮮な視点を提示してくれるところが、本書の最大の魅力だろう。(長谷川和彦)
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
36 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
実践するのが難しい・・・,
By 足立クミン (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: モテる技術 (ソフトバンク文庫) (文庫)
モテる男のいい例として、四六時中、チャンスさえあれば女性に声をかけるというものがあります。 しかし、これを本当に実践したら、おかしな人に写るでしょう。 この本を読んでモテるようになるとは思えません。 実践するのは非常に難しいでしょう。 この本が出版された当時は、ホストやチャラいナンパ男が 主観で語るだけのモテ本しかなかったので新鮮だったのかもしれません。 しかし、今や類書も大学教授などが真面目にアプローチした本が多々あります。 また本自体が分厚くて無駄な繰り返しも多く 読みにくい点が結構ありました。 他人にすすめにくい本です。
32 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
やり方が、古い,
By HAYASHIDA (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: モテる技術 (ソフトバンク文庫) (文庫)
アメリカと日本の文化の差をいろいろなパートで感じた。恋愛のノウハウ本としては、まったく参考にならなかった。また、他の人も指摘してますが、無駄に長すぎます。★5個の評価をしている方も、何度も読み返さないと実践できないと書いています。(ということは実践していない?)とにかく分厚いだけで無駄に長い。 ストリートナンパ中心なのも時代が違うと思う。要するに古い。もはや、ネットやメールをどうやって活用するか、という時代だ。「超ポジティブシンキングで軽い男=モテる」という図式も古い。日本人でいうと高田純次がそれにあてはまるが、笑いのネタになっているほどだ。 原書が出版されたのが、何と十年以上も前(!)のこと。「古い」と感じるのはそれなりに理由がある訳だ。
30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
苦笑・・・,
By
レビュー対象商品: モテる技術 (ソフトバンク文庫) (文庫)
この本に書いてあることを、実際に行ったら苦笑されるでしょう。アメリカ人がドラマの中でやったら、ハマるかもしれませんが、 キザなセリフで口説いたり、四六時中、声をかけるのって明らかに変な人です。 そのあたりが、読み物としては面白いんですが、 ノウハウ本としては最低レベルだと思います。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|