- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「勇気はあるか?」、ひと味違う伊坂ワールド,
By
レビュー対象商品: モダンタイムス (Morning NOVELS) (単行本)
’08年度の本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した『ゴールデンスランバー』から約1年ぶりの長編。’05年の『魔王』の続編とのことだが、あれから50年ほど経った21世紀半ば過ぎの物語で、関連性はさほど強くないので、独立した物語として読むことが出来る。「実家に忘れてきました。何を?勇気を」と、のっけから伊坂テイストにあふれるフレーズではじまる作品である。 渡辺拓海は、多忙を極めるシステムエンジニア。ある日、課長から失踪した社員にかわってプロジェクトを継続実行するよう命じられる。その日から彼の周りで奇妙な事件が続く。先輩社員の失踪にはじまって、同僚の誤認逮捕、上司の自殺、不倫相手の失踪、妻に不倫調査を雇われた男の家の火事など、不穏な出来事のオンパレードだ。しかも、それらは、パソコンである言葉を検索した者に降りかかるようなのだ。 この謎を解くべく、渡辺、同僚そして彼の妻や、失踪していた先輩社員も加わって、一大冒険活劇が繰り広げられる。 本書では、あいかわらず、「人を喰ったような」伊坂ワールドは健在だが、書き下ろしとは異なり、もともとは週刊コミック雑誌の連載小説だっただけに、各章の終わりの、次回予告っぽい期待感と、全56章のそれぞれに読みどころがあり、ファンとしては充分楽しむことができた。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「魔王」を先に読もう,
By
レビュー対象商品: モダンタイムス (Morning NOVELS) (単行本)
この作品は、「魔王」の続編となっています。私は何も知らずに先に「モダンタイムス」を読んでしまい、その後に「魔王」を読みました。 もちろん、単独の作品としても十分に読めます。 でも、やはり「魔王」「モダンタイムス」の順で読むほうが、登場人物の性格形成など理解しやすいかと思います。 「魔王」だけだと完結しきっていない感があり、もやもやしますが、続けて読むときちんと完結したなと思えるでしょう。 ただ、この作品はストーリーを楽しむという意味においては、やや物足りないかもしれません。 作者のメッセージがこめられた作品だと思うので、それをどう受け取るかによって、この作品の評価が分かれるところでしょう。 私個人的には、ストーリーが3.5、メッセージが4.5です。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
壮大な前ふりからの、超大作,
By
レビュー対象商品: モダンタイムス (Morning NOVELS) (単行本)
『魔王』の続編。渾身の長編と言える。 『魔王』では、なんとも中途半端だったエンディングが、 この作品で、理解できた。 おそらくすでに、考えていたのかなぁ。 また、同時期に書かれてい『ゴールデンスランバー』と、 対をなす作品と作者自身も語っていることから、 作者が、今、興味あることが書かれている。 “監視社会” “ネット社会” “運命” “国家” “権力” “超能力” 『魔王』が大きな前振りとなり、 あの登場人物たちが、 あの後、どうなったのか、 ということが、 その国家の変えられない“事実”として、 語られたようにも思った。 特徴的なのは、 “超能力”の存在が、 『魔王』では、しっかりと描かれていたのが、 今回は、それすらもないものかもしれない、 とひっくり返すところも作者らしい。 相変らず、 暴力や、人の死に対して、 作者の一貫した思いを感じるが、 そのトーンがぼくは好きではないので、 マイナスポイントになってしまうけど……。 ただ、 予見しうる近未来社会への警鐘とも読み取れる今作は、 丁寧にディテールを描きつつ、 大胆に価値観を展開させている。 2作続けて、読んでほしいですね。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|