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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
魔王の続き!,
By アル "パチーノ" (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: モダンタイムス(上) (講談社文庫) (文庫)
考えろ考えろ伊坂幸太郎が確かにSEだったことがはっきりわかります。 世の中のシステムについて深く、けどあっさりと 真骨頂である独特のユニークさを加えながら解釈をします。 俺は「魔王」が好きだったのでこの作品最高に面白かった! かなり長い作品ですが、3〜4日で読みきってしまいましたよ。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「検索」は物語の一つのキーであるが、本作品のキーではない,
By
レビュー対象商品: モダンタイムス(上) (講談社文庫) (文庫)
てっきり監視社会的なものでネットの怖さなどを主題にしていると思っていましたが、読んでみると全く違います。 社会を「仕組み」「そうなっている」ものと表現し、それがこの作品のテーマ。 どうやら大きな何かが何かを動かしている。 どうやら大きな何かが全てを操っているのではないか。 その大きな何かとは何か。主人公たちは巻き込まれながら、探求していく。 このようにボヤっとした対象を相手に話は展開していく。 前半は少し期待外れであったが、(登場人物名に異和感があったこともあるだろうけど。。) 後半にかけて面白くなってくる作品でした。 また「魔王」は事前に必読であると私は思います。 「魔王」において主人公たちが「こうありたい」としていたメッセージが、 本作においても感じることができます。 そういった意味では「魔王」を読んだ方は確実必読です。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読む人、読む時期、読む時代を選ぶかもしれない,
By
レビュー対象商品: モダンタイムス(上) (講談社文庫) (文庫)
評価の大きく分かれる作品だと思う。伊坂ファンの間でも、分かれるだろう。伊坂氏によると、本書はゴールデンスランバー (新潮文庫)と同時期に書いた本だ。この2冊は異なるアプローチで書いて見ようと思ったらしい。本人としては、モダンタイムスの方が“集大成”という認識でいたが、世間の評判は逆で、ゴールデンスランバーの方が上だったようだ。(参考:IN★POCKET 2011年10月号) 確かに本書は、伊坂幸太郎“らしい作品”というわけではない。 何となくスッキリしない、もどかしさのようなものも感じる。 ちなみに、本書は文庫化するにあたり、かなり手が加えられている。私はハードカバーの新刊で本書を読んだが、まぁ3年という時間の流れもあり、記憶もほど良く失われ、文庫も抵抗なく読めた。 抵抗なく?いや、面白かった。 感想としては、ハードカバーを読んだ時よりも、文庫の方が面白く感じた。 それは単純に加筆があったからというわけではなく、自分の内面の変化が理由だと思う。正直にいうと、ハードカバーで読んだ時は、つまらないと感じ、少しがっかりした。 本を読み返すと、得てして新しい発見があったりする。本は読む時期、読む年齢によって変わる。本書は加筆があるだけに、1度ハードカバーを読んだという人にもお勧めしておきたい。 ただし、やはり万人に受けるタイプの小説ではないと思う。伊坂氏の実験的な小説、くらいに思って読むのがちょうどいいと思う。(実際は、伊坂氏の本質的な本だと思うが)
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