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モザイク事件帳 (創元クライム・クラブ)
 
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モザイク事件帳 (創元クライム・クラブ) [単行本]

小林 泰三
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

犯人当て、安楽椅子探偵、日常の謎、バカミス…ミステリでお馴染みの七つの「お題」を解くのはマッドサイエンティストに記憶障害の探偵、超天才殺人者!一筋縄ではいかない狂った事件、犯人、探偵を巧緻な論理で寄せ木細工のように組み上げた、叙述トリックの名手としても知られる鬼才の真骨頂。精密な論理が、そこはかとない黒い笑いを構築する待望のミステリ連作集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小林 泰三
1962年、京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」が第10回SFマガジン読者賞国内部門を受賞し、同短編を表題作とした2002年刊行の短編集は、第22回日本SF大賞候補作となった『AΩ(アルファ・オメガ)』に続き、第23回日本SF大賞候補作となる。ホラー、ハードSF、ミステリなど、幅広いジャンルで創作活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 309ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2008/02)
  • ISBN-10: 4488012302
  • ISBN-13: 978-4488012304
  • 発売日: 2008/02
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By トップ500レビュアー
形式:単行本
ミステリの定番テーマに基づいて書かれた七つの短編
を、モザイク(寄木細工)をイメージして構成した連作集。

前日譚に当たる他作品(特に『密室・殺人』)を読んでおけば、一層楽しめます。

■「路上に放置されたパン屑の研究」――日常の謎

  記憶に欠落があり、自分自身が何者であるかすら把握できていない田村二吉
  の家に、“徳さん”という老人が突然やって来た。徳さんが言うには田村二吉は
  高名な探偵らしいのだが、田村自身には、まったく身に覚えがない。困惑する
  田村をよそに、徳さんは自らが遭遇した謎について推理するよう強要してきた。

  なんでも、路上のいくつかの場所で、二、三日に
  一度、必ずパン屑が放置されているというのだが……。
  
  
  “記憶障害の探偵役”というキャラ設定から、勘のいい読者は真相に
  気づくかもしれませんが、本作の主眼はそこにはありません。真綿で
  首を締めるようなある人物のねちっこい悪意こそ読みどころなのです。

※この他の短編については「コメント」をご参照ください。

  
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
専門のミステリ作家でない人が書いた作品ならではの、少し離れたところからこそ見えるミステリの楽しさがあふれかえった1冊。
文章が明晰で、実にきびきびと読みやすい。ホラーを書くときとガラリ筆法を変えている。SF作家らしい論理展開も見事で、一部作品ではこれを過剰に披露し、またはわざと脱線させてパロディ的な笑いをとる、そう、ユーモアの冴えも大きな特徴で、「キャラクター・ドラマとしての名探偵物」のツボをわしづかみにしているのがうれしい。他の小林作品から何人かのキャラクターを援用して交代で探偵役をつとめさているが、中でもとぼけた関西弁で師匠・丸鋸博士をさしおいて「正直者の逆説」の謎を解く女助手は最高。なぜか名前が伏せられ(名乗りをさえぎられる)、途中までは性別すらわからない彼女だが、怪奇掌編「肉」の白井郁美助手ですね。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By majin
形式:単行本
それぞれ異なるテーマで書かれている短編集で、モザイクというよりビックリ箱です。

単体として見ても中々面白いですが、メインとなっているのは別の作品群で脇役だったキャラクター達が主役になって再登場するという所でしょう。

したがってファンは大喜び。買いです。「彼ら」にまた会えますよ!
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