「バルサは美しいプレーをするが、私はマネをしない。なぜか?もちろん、二番手になりたくないからだよ」(モウリーニョ)
「モウリーニョがスペインに来ることで私は成長できるだろう」(グアルディオラ)
モウリーニョvsグアルディオラ。今シーズンのスペインリーグ、バルサとレアルを率いている2大チームの監督について紹介し、さらにそこから見えてくる21世紀のリーダ像について語っている本。2人の名言が数多く納められている。特に、元々発言のユニークさで知られるモウリーニョのものは面白い。
著者によると、単に人格とカリスマ性で引っ張るリーダ像は過去のものらしい。メンバーひとりひとりをメンターとして指導すると同時に、個性をチームとしてまとめ上げて戦術を実行して勝利する能力を備えた現代の理想のリーダー像をこの2人に重ね合わせている。そして、まずは情熱家、哲学者、容認主義、権力者の4つのタイプに分け、その後この2人の監督の采配や言動を分析してポイントを順に挙げて著者なりの解説を試みている。