写真集は、けっこうブログの写真やビデオの映像と重複してるものもあるが、もともと飼い主のカメラの凝り方は凄いものがあり、機材もそれなりのものを使って構図も面白いものも多いので、悪い作品ではない。三分の一くらいが撮りおろしとお蔵画像。作り手に欲が無いって言うか、わざわざプロを招いての撮影じゃなくて、あくまで自分で撮ったものでまとめたのが、さっぱりしてていいと思う。というか、ネットに載ってるものが改めて書籍になるのって、意外に感慨深いものがある。
目玉のDVDは、基本的にYoutubeの作品をつなげたものや、もしくはその長尺版だが、ちょくちょく蔵出し映像が入っており、これがけっこういい。
とにかく画質がキレイで、手を伸ばせばさわれそうなほど、毛のモフモフの一本一本まで映っている。
ため息。かわいい。
はああ。ふつう〜の猫ちゃんなんだけどね。
「だるまさん」は確かにすごいけど、それ以外にもいろんな引き出しがあるモアレちゃん。ほとんど、飼い主の観察眼と、それを切り取る技術の賜物です。猫にとっては日常的なリアクションや行動が、見る目によってすっごくおかしくもあり、かわくもあり。愛情のなせる技ですね。
愛情を全く前面に出してないけど、こうも雄弁に伝わるなんて凄いです。ちょっとした、すぐれたミニ・シネマを見る気分。音楽がほとんどなくて、セリフもないのに、愛情だけなんとなく漂っている。シュールだけど、猫は正統派にかわいい。それが「モア・モアレ」の世界!