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1年前まで総務を得意とするふつうの事務員でした。
メールはビジネスレターの常識ををそのまま応用。
敬語も使えるし、秘書の勉強もしたし、
自分ではそこそこ仕事のできる人間だと思っていました。
(つまりはそれ以下でもそれ以上でもない、と。)
しかし、web上の連載時代からの『メール道』に出会い、
メールをルール&礼儀に則って(ここが大事!)使うことで
無限の可能性が広がっていることに気づきました。
ひどく人見知りをする性格は直りませんが
いまではメール上だけでおしゃべりしたり、
仕事の話を進めたり、
子育ての相談をしたりする、信頼できる友人がたくさんいます。
開店から2ヶ月半しか経っていない、ひよこweb店長ですが
クレームメールもお願いメールも恐れずに対応できるようになりました。お客さまと近況報告しあう楽しみも増えました♪
また普通ならとうてい知り合いになれない方にも
臆せずにメールを出すことができてお返事をいただくばかりでなく
思いがけないお引き立てをいただき、
感動のない日はありません。
『メール道』を実践するということは
感動したことを相手に素直に伝わるように心がけること。
伝わりやすく・相手を思いやって文章を書くということ。
そう、解釈しています。
それにはもちろん、これまでの手紙の常識に捕らわれない
あたらしいルールも必要なわけですが
この本では心構えからテクニックまで一つの流れが貫かれていて、明快です。
デスクの上において、時々読み返して初心に返るよう心がけるつもりです。
高めてしまうとは、著者の内なる日本人魂の発露なのでしょう。
私も長い間手紙代わりにメールを使ってきましたが、
もっと多彩にコミュニケーションの手段として使う可能性を
再確認しました。私のようにすでに赤いチャンチャンコを着た
年齢になると周囲の友人の多くは、メール嫌い、メール苦手な
友人が圧倒的に多いのです。この本をバイブルに積極的に広めて、
一人でもメール道の同行者を増やすように努めます。それが
”老中”を生きる自分のためですね。
「道」ができれば、きっと一人またひとりと、気付いてその踏み跡に
続いていくでしょう。先達、久米信行さんに感謝!感謝!
ところが著者は、メールを読んだり書いたりする時間を、
自らの内面を見つめ人格を高める最も効果的なきっかけとして、楽しんでいる。
しかもそれをライフワークだと言い切り、「メール道」として極めようとしている。
本書を読んでいると、「メール」という文字と同じくらい頻繁に「縁(えん)」という
文字が出てくる。「ご縁」「縁者」「縁を結ぶ」・・・いたるところに「縁」言葉が使われている。
つまり、「メール道」=「縁をつなぎ縁を育んでいく道」なのだ。
考えてみると、「縁」は、私達の人生を最も豊かにしてくれるもの。
その縁を育む秘訣が、本書では惜しげも無く披露される。
たとえば89ページ以降に『情報伝達力の公式』が詳しく書かれているが、これはまさに
『縁ぢからアップの公式』といえる。また最後のむすび部分では、良い「縁人生」を遂げる
ための提言を投げかけられたりする。
どんな分野でも頂点に登りつめた人は、同じ境地に達するという。
高名な芸術家や有力企業の創業者、トップアスリートや技を磨いた巨匠など、そうした人々は
畑違いでも、互いに国や文化を超えて奇妙に話が合うらしい。
凡人がそんな高みを目指すのはなかなか骨が折れることだが、
毎日接する「メール」という道ならば、楽しく自分のペースで登ることができそうだ。
おまけに自分の人生を豊かに導いてくれるなんて、素敵じゃないか!
明日からスグ実践できる内容が満載の、必読の書。
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