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死のレムール大艦隊‘鋼球帝国’から脱出せよ!痛快ローダン・シリーズ第344巻。,
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レビュー対象商品: メールストロームでの邂逅 (ハヤカワ文庫SF ロ 1-344 宇宙英雄ローダン・シリーズ 344) (文庫)
遥か過去に死滅したレムール大艦隊の墓場で異種族に捕われながら苦難の末に邂逅を果たすテラナーの活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第344巻。本巻の執筆者は、前巻に続いて先達フォルツと新鋭フランシスです。味方の手違いによりレムール大艦隊の墓場へと転送されたテラ科学者チームの四人は骸骨の転がる艦内に住み着いたイモムシ種族アルトマクに捕まり捕虜となる。一方ゼウスの助言により艦隊捜索の任務に就いたマスクの男アラスカが同宙域に到着するが思わぬ危機が待ち受けていた。『メールストロームでの邂逅』ウィリアム・フォルツ著:テラナー四人は好機を捉え敵の搭載艇を奪取する脱走計画に賭ける。アラスカは三座駆逐機で自ら偵察に赴くがテラナーを追跡するイモムシ種族と遭遇し攻撃を受ける。本編ではイモムシ種族内部の無能な支配者と有能な相談役との確執、脱出に成功したテラナー三人に襲い掛かる恐怖のエネルギー生物との死闘、神秘の殲滅スーツを着たアラスカとイモムシ種族との一騎打ちと、三者三様の味わいのドラマを描き分けるフォルツの会心作です。『ひとりぼっちの戦い』H.G.フランシス著:新たな銀河第一ヘトランの超重族レティクロンは残された銀河系の住人に説得パラダイスという洗脳術を施して手下にする恐怖政治を進めていた。本編では惑星チュグモスの住人を救おうと、密かに敵の組織に潜入した太陽系工作員ヤチントーが卑劣な超重族を相手に勇気ある戦いを挑む姿に感動します。前巻の物語と似た幕切れにフランシスは完全なハッピーエンドは望まない性質だと気づきました。 本巻の翻訳者、天沼春樹氏のあとがきは「深夜に回り道などするものではない」という教訓で始まる奇妙な怪談風実話物語のさわりを紹介されています。最近はレギュラー作家陣それぞれの技量が飛躍的に向上しているなと感じられ、今更ながら個々の完成度の高さに感嘆しております。
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