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メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ (587))
 
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メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ (587)) [文庫]

マイクル・ムアコック , 安田 均
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 255ページ
  • 出版社: 早川書房 (1984/11)
  • ISBN-10: 4150105871
  • ISBN-13: 978-4150105877
  • 発売日: 1984/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 149,378位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 エルリック!忘らるまじその名前, 2003/6/9
レビュー対象商品: メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ (587)) (文庫)
 全世界を支配した邪悪な帝国の白子の王。
 自ら王都を破壊しつくした最後の皇帝。
 稀代の魔術師。
 女殺し。

 魔剣ストームブリンガーの助けなくしては生きられぬエルリックの苦悩は、すさまじい。魔剣を振るい、強敵を次々と打ち倒していくそのとき、初めて彼は生き生きと雄雄しく立ち振る舞うのに、戦いが終わると彼を待ち受けるのは絶望ばかり。呪われた剣は、一時の生命力と引き換えに彼のもっとも親しい友人、恋人の命を欲するのだ。

 打ちひしがれ、人間性の本道に立ち戻ろうとするエルリックは、しかしそのために魔剣の助けが必要な次の試練へと直面することになる。

 ピカレスクファンタジーの原点といえるエルリック・サガは私の世代のファンタジーファンなら誰もがうなずくヒ!ロイック・ファンタジーの御三家、トールキンの『指輪物語』、ハワードの『コナン』に並ぶ『エターナル・チャンピオン』のまさに始まりの物語である。

 個人的には同じ『エターナルチャンピオン』ならコルムやホークムーンのほうが好みなので、それを差し引きして星4つ。

 しかし、あなたもこのシリーズを読み終わったなら、ファンタジーを語るとき、ハワードやトールキンのように、ムアコックも決して抜かすことはできない。きっとそう思うようになるだろう。

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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 忘れじのダークヒーロー, 2002/2/8
レビュー対象商品: メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ (587)) (文庫)
生まれ持った障害と、それを克服するために与えられた恐るべき剣のせいで、人を殺さなければ生きられない(比喩でなく、殺して魂を奪わないとダメなのである!)呪われ人エルリック。存在そのものに邪悪のレッテルを貼られたかのような主人公はしかし、フタを空ければ常に「善い行いとは何か」思い悩み、苦しんでいるのである。そんな大インパクトの主人公が活躍する物語は、オリジナリティ100%、ド迫力のファンタジーだ。登場人物は皆最高にキャラが立って愛おしい。ファンタジーの魅力を満載してテンポよく進む活劇の物語は、読者に一気徹夜読みを強いる。複雑に織り合わさった世界観は、読み込めば読み込んだだけ応えてくれる奥深さを備え、そこに「人は運命を変えられるか?」という純粋なテーマが見え隠れする。指輪物語コンプレックスがどうあがいても抜けない現代のファンタジーのシーンにあって、そうした連中とはまるっきり一線を画すムアコックの作品は、今でも色あせない異彩を放っている。このシリーズを超えるファンタジーは未だ現れていないと断言する。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 タイトルを聞いただけで, 2002/8/30
レビュー対象商品: メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ (587)) (文庫)
20数年前、一部のファンタジーファンの中で熱狂的な噂を呼び、翻訳作品を掲載したいために立ち上げられた同人誌もいくつかありました。私もその活動に関わっていましたが、今でも「エルリック」と聞くだけで心が震えます。日本版のイラストはファイナルファンタジーで有名になった天野嘉孝氏ですが、エルリックシリーズの挿絵の頃は大変アブラがのっています。洋書のエルリックはものすごいのが多かったですが。「このシリーズを超えるファンタジーは未だ現れていないと断言」します。
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