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メリーゴーランド
 
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メリーゴーランド [単行本]

荻原 浩
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

こ、この俺が、超赤字テーマパークを立て直す?!――地方都市の村興しに翻弄される公務員の、可笑しくてやがて哀しき奮闘を描く「宮仕え小説」の傑作!

内容(「BOOK」データベースより)

この俺が、超赤字テーマパークを立て直す?!たとえ何にもしなくても、毎朝デスクにたどり着きさえすれば満点なのが、正しいお役所ライフのはずなのに…。最愛の妻に可愛い子供と過ごす優雅なアフター5はどうなっちゃうんだ?地方都市の村興しと権力闘争に翻弄される公務員の、可笑しくてやがて哀しき奮闘を描く「宮仕え小説」の傑作。

登録情報

  • 単行本: 341ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/7/1)
  • ISBN-10: 4104689017
  • ISBN-13: 978-4104689019
  • 発売日: 2004/7/1
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 510,991位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 面白いだけでなく、大切な事もいっぱい表現されています。, 2007/3/18
主人公を問わず登場人物全てのキャラクター設定をお座なりにしない所がこの作家の作品の魅力だと思います。
特にこの作品は脇役の設定が個性的で微笑ましい人物ばかりなので、最後まで飽くことなく読めてしまいます。

内容もGOOD。この主人公設定は個人的に好き。控えめなようで、やる時はやる、誰が相手でも着実に人間関係を築いていけるが決して腹は黒くない。
こういう中庸なキャラクターだからこそ、勿論回りの脇役が引き立つのかもしれませんが。でもこういう人と仕事ができたら、士気は高まるのでは?と思います。

公務員と一般企業は確かに内容は違いますが、仕事を通して自分自身をどうあるべきかを考えさせてくれる一冊でもありました。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 役人であればなお面白い, 2007/2/27
By 
海援隊 (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
某市役所のダメダメ公務員が第三セクターが経営する赤字垂れ流しの遊園地の担当部署へ異動となり、一躍奮起して遊園地経営の改革に乗り出すというストーリーで、どことなく映画「県庁の星」に通ずるところがある。当然脚色されているのだが、あながち嘘とも言えない市役所内部のものすごい官僚構造の中で主人公が一人闘う姿につい感情移入してしまう。うまく主人公の役所における状況と私生活における状況をうまくシンクロさせながら描写しており、途中飽きることなく一気に最後まで読めてしまう。特に役人であれば共感するところも多いと思われるが、それ以外の人が読んでも楽しめる良作である。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 公務員て何なんだろう, 2006/4/7
レビュー対象商品: メリーゴーランド (単行本)
本書は、著者のデビュー作『オロロ畑でつかまえて』とそれに続く『なかよし小鳩組』に連なる系譜の“父ちゃん奮闘”のユーモアとペーソスに満ちた小説である。

遠野啓一は民間企業を辞めて故郷にUターンし、中途採用された市役所公務員。年度替りの4月、彼は市が出資している第3セクターに出向を命じられた。そこは7年前の開園以来、閑古鳥が鳴く、超赤字のテーマパーク「アテネ村」を運営する会社だった。そしてその「リニューアル推進室」でゴールデンウィークの新規の集客増員企画を任されることになってしまう。

啓一は過去の人脈や民間企業時代のノウハウを駆使して、残業・休日出勤もいとわず仕事に精を出すのだが、そこは田舎のこととて、役所からの天下りの年寄り理事たちや起案書・報告・連絡・相談といった旧態依然としたお役所システムが彼の前に立ちはだかる。愛する妻や子供たちのため、“お父”の奮闘は続く。いつも頭に去来するのは、小学1年の息子、哲平が学校の作文、「お父さんの仕事について」で自分をどう書くだろうかということだ。

イベントは大成功、「アテネ村」は予想以上の集客を果たした。しかし、それはそれで理事たちの反感を買うのだ。唯一ほめてくれたのは市長だけで、啓一は「新生アテネ村準備室」の室長に抜擢されるのだが、そこにも市長の政治的な思惑があった・・・。

本書は全編に渡って荻原テイストあふれる、可笑しくて、やがて哀しき奮闘物語であるが、一方で地方の行政、公務員の世界・生態を痛烈に風刺した小説でもある。似たようなお話として織田裕二主演で映画化された『県庁の星』も頭に浮かんでくる、なんとなくほろ苦い“宮仕え小説”である。
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