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メランコリア (集英社文庫)
 
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メランコリア (集英社文庫) [文庫]

村上 龍
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ニューヨークでホームレスになっていた謎の男・ヤザキ。彼を取材する女性インタビューアーが呑み込まれていく性愛の幻想。人間存在の奥底に疼く、癒しとメランコリアの物語。(解説・植島啓司)

内容(「BOOK」データベースより)

伝説の男が帰ってきた…。ニューヨークのダウンタウンでホームレスに身をやつし、隠遁していた謎の男・ヤザキ。快楽と頽廃にまみれたその半生を取材し始めた女性ジャーナリスト・ミチコは、やがてヤザキの独白に魅せられ、性愛の幻想に呑み込まれる。二人が行きつく先は果たして―。人間存在の奥底に疼く、「ゆううつ」と「癒し」の物語。傑作『エクスタシー』に続くシリーズ第二部。

登録情報

  • 文庫: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2000/9/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 408747237X
  • ISBN-13: 978-4087472370
  • 発売日: 2000/9/20
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 47,166位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ゆううつ 2010/11/27
By
形式:文庫
この作品は3作品の中で一番好きです。心に響く言葉が多くて私の人生の大事なバイブルの一つとなりました。(勿論愛やドラッグに関する意味でのバイブルではありませんよ!!)

「ゆううつ」と呟くときのヤザキは本当に魅力的でたまりません。ヤザキの話に聴き入るジャーナリスト・ミチコがヤザキに図らずも惚れこんでしまうのはよく分かります。

ゆううつ。

私のボキャが貧しいので上手にレビューできないのが残念ですが、本当に本当にすばらしい作品です。

言葉にならない或いは無意識下の寂しさや憂鬱を文脈で捉えて文脈で解き放っていくというどこまでも美しい作品です。

言葉や描写の奥の奥の何かあるもの(something)を文脈から読み取ってみてください。

間違いなく星5つ☆★☆★☆
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16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
なんとなく読み始め、なんとなく終わり、読んでいる最中、非日常的な感覚にとりつかれる。
村上龍の独特の世界であり、この物語は一段と饒舌に喋りつづける。独白か、幻を書いているのか、重量のあるものを描いているのか分からないが、これが現代の純小説であるのか。
私は、この小説を圧倒的に支持する。
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14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
憂鬱 2002/10/10
形式:文庫
タイトルの「メランコリア」がキーワードになる矢崎の告白。
「エクスタシー」では語られなかった、ヤザキがホームレスになった理由が語られるが、ヤザキと言う人間自信は何も語られないままだ。

「タナトス」に続く物語でも無く、「エクスタシー」の続編でも無く独立しているようでもある三書は、発行順に読み進む必要も無いが、合せ読んだ時の厚みは、各々単独の放つ力をはるかに凌ぐ。

3人の登場人物の精神世界を巡る各々の告白が、そのまま反射しあって万華鏡のように色を変えている三書の中でも本書は、ケイコ、レイコの中心に立つヤザキの世界観を色濃くあらわし、最も重要である。

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