内容紹介
『新進フルーティスト、伊東亜紀子率いるバークリーOBバンド“Happy Dreams” 爽やかなブラジリアン・サウンドがほとばしる !』 現在の日本のジャズ界では管楽器の世界にも女性の進出が著しいが、ことフルートに限っては小宅珠実、赤木リエなど実力のある奏者が早い時期から活躍していた。優雅で愛らしい音色が女性に似つかわしいからだろう。 このジャズ・フルート界に登場したのが伊東亜紀子である。音楽にかける情熱、演奏技量、しなやかな音楽性など、どの点をあげても先輩たちに勝るとも劣らない実力の持ち主である。そして女性的な魅力という点でも諸先輩に負けないチャームを持っている。 伊東亜紀子は愛知県豊田市出身。1999年名古屋芸術大学音楽学部器楽科フルート専攻卒業。2005年甲陽音楽学院コンテンポラリーミュージック専攻卒業。同年9月にバークリー音楽大学に入学し、2010年パフォーマンス、ジャズ・コンポジション学科を首席で卒業というキャリアの持ち主。 昨2010年10月、自身がリーダーをつとめるHappy Dreamsを率いて横濱JAZZプロムナードの新人コンペティションという大舞台を踏んだが、並み居る審査員(ジャズ界大御所、ジャーナリスト、プロデューサーで構成)をして『伊東亜紀子はすでに完成されたプロフェッショナルの域。新人賞の対象とは考えにくい』と言わしめたエピソードがある。この時審査員を驚倒させたHappy DreamsのCDデビューが本作「メモリー・レーン」である。 伊東がリーダーとなって結成されたHappy Dreamsはメンバー全員がバークリー卒業生。欧亜米にまたがる国際的な顔ぶれがそろい、若い彼らが伊東の統率のもとに一丸となって奏でる音楽はコンテンポラリーな、そしてトロピカルな魅力に溢れ、ジャズとブラジリアン・ミュージックに立脚した色彩感豊かなアルバムとなった。古典的なジャズ・ボッサではなく、ジャズを基礎としながらヒップ・ホップもファンクもクラブ・ミュージックも咀嚼した若者たちが奏でるブラジリアン・サウンドである。