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前作「Shepherd Moons」が、繊細な美しさの際立つ「青」を表現したアルバムとだとすると、この作品は、明るく躍動感のある「赤」を表現したようなアルバム。もちろん、それは素人のつまらない推測に過ぎないのかもしれませんが、「Orinoco Flow(オリノコ・フロウ)」を彷彿とさせるシングルカット曲「2. Anywhere is(エニウェア・イズ)」やタイトル曲「1. Memory of Trees(メモリー・オブ・トゥリーズ)」を聴くと、踊るようなわくわく感を感じずにはいられません。
もちろん、のちにベストアルバムやいくつものコンピレーション・アルバムに収録されることになる「6. China Roses(シャイナ・ローゼズ)」や「7. Hope Has a Place(ホープ・ハズ・ア・プレイス)」「11. On My Way Home(オン・マイ・ウェイ・ホーム)」をはじめ、インストゥルメンタルでも「8. Tea-house Moon(ティー・ハウス・ムーン)」など、珠玉の名曲ばかりを収録しています。
エンヤさんの作品を聴いていていつも思うのは、アルバムとしての完成度の高さと、ベストアルバムを作りには、すべての曲を収録するしかないのではないのか、と思ってしまうほど、収録曲のすべてが素晴らしいことです。コンピレーション・アルバム等でしかエンヤさんの音楽をご存知でない方は、ぜひ、手に取って聴いてみてください。
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