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メメント (実業之日本社文庫)
 
 

メメント (実業之日本社文庫) [文庫]

森 達也
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商品の説明

内容紹介

人間は、自分が死ぬことを知っている唯一の生きものだ。

ペットの寿命。死後の世界について。宗教の役割。戦争や大量殺戮が起きる理由。
殺人事件はなぜニュース・バリューを持つのか。細胞不死のメカニズム。
人生で残された時間の量――煩悶を繰り返すドキュメンタリー作家が、死に関する
様々な事象に想いをめぐらせ、考察し続けた数年間の記録。
文庫化に際し、東日本大震災後に執筆された「震災、受賞、父親の死」を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

ペットの寿命。死後の世界について。宗教の役割。戦争や大量殺戮が起きる理由。殺人事件はなぜニュース・バリューを持つのか。細胞不死のメカニズム。人生で残された時間の量―煩悶を繰り返すドキュメンタリー作家が、死に関する様々な事象に想いをめぐらせ、考察し続けた数年間の記録。文庫化に際し、東日本大震災後に執筆された「震災、受賞、父親の死」を収録。

登録情報

  • 文庫: 368ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2012/2/3)
  • ISBN-10: 4408550698
  • ISBN-13: 978-4408550695
  • 発売日: 2012/2/3
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
森さんの最新刊は、雑誌「月刊J-novel」に連載されたエッセイ・評論を集めた一冊です。それぞれの文章の初出は2004年秋から2006年末まで。と言っても、ぼくはこの雑誌については知らなかったので、はじめて読むものばかり。

本の大きなテーマは「死」。もともとはタイトルも『メメント・モリ』というものだったようです。ほんとうに、おっきなテーマです。とは言っても、それぞれの文章は真正面から「死」をあつかっているわけではありません。だから、あんまり肩に力を込めて読む必要もありません。要するに、森さんのいつもの文章です。

とくに印象深かったのは、「池田くんとの思い出」という文章。中学時代の友人である池田くんは、大学に入ると自殺してしまう。その池田くんの遺書のようなノートが残されていて、そこには「森が羨ましい」という一文が書き記されていた、とのこと。

一般には、オウムやメディアに対する発言が多くあるので、「社会的な」監督・物書きの一人とされる森さんだけど、たまに出てくるひどく個人的なお話(例えば池田くんの思い出やペットのこと)が、ぼくには面白く感じました。それに、そういった個人的なものごとにこそ、この本のテーマである「死」は合っているようにも思ったのです。

だから、欲を言えば、そういった森さんのより個人的なものごとのことなんかを、もっともっと読みたかったです。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
森達也の本を読んでいるととても気持ちが良い。たぶんいろいろなところで似ているんだろう。いろんな生き物(特にかなへび!)を飼ったこと、中学高校時代の友人池田君の話、飼い犬の話、あとがきにある小学校低学年のとき夜中に突然死の恐怖に襲われたこと、どれも僕も似たような経験がある。年齢も同じだし、普通よりいい年になってから生まれた子供が3人も同じ、池袋ではなかったけどやっぱり学生街で映画三昧の学生生活を送ったことなど、なんか昔から知っている気心しれた友人と楽しく歓談しているような気分。

「死を想え(メメント・モリ)」という表題(実際には「想え」だけだけど)のわりには内容は重すぎない。それぞれの話に多少の出来不出来があるが、どれも気持ちよく読める。みんながみんな、この気分を味わえるわけではないだろうけど、森達也の本を読んだことがあり、それに違和感を感じなかった人ならきっとおもしろく読めるだろうと思う。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jazzy
形式:単行本
 本は主体的に読むしかない(つまり自分たちが自分たちのスタンスで読む以外に方法はない)。批判したい人は批判すればいいし、賛同する人は賛同すればいい。
 世の中にはものが溢れている。一円でも節約したいという気持ちがある一方で、安易に、コンピニで買わなくてもよさそうなものを買ったりもする。
 人はいろいろな矛盾をかかえながら、時にそれを直視したり、見て見ぬふりをしながら生きていく。
 純粋な人ほど、今の世の中は生きにくい。はずだ。
 回りくどくなってしまったが、森達也さんは、世の中のいろいろな事象に正面から向き合っている人である。
 賛否はそれぞれ。
 僕などがいえることはあまりないが、キーワードのいくつかは示すことができるかもしれない。もちろん、ただ単に僕の頭に浮かんだ言葉だが。
 「ガイアシンフォニー」、「本橋成一」、「サイード」、「池澤夏樹」、「坂本龍一」、「宮崎駿」、「龍村仁」、「coyote」、「無農薬」、「マクドナルド」、「北海道」、「沖縄」、「プロムス」、「ジョンコルトレーン」、「マイルスデイビス」、「エレファントカシマシ」…
 お奨めしたいのは、要するに自分について考えるヒントに満ちあふれているからだ。
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投稿日: 2008/8/28 投稿者: ふぐの助
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