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60 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
本当に危険なものは何?,
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レビュー対象商品: メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書) (新書)
食品添加物,農薬,「化学物質」,環境ホルモンなどなど,メディアには次々と危険なものがあらわれては,話題として消費され, 漠然とした不安感と風評を残して取り上げられなくなります。 本書はなにが本当に危険なのか,なにが現代人の半ば病となった「自然・昔崇拝」の風評なのかを示し,安易な扇動的記事の源を解き明かす好著です。 本書の安全と危険の判断は,全て科学的な論拠を伴う一次情報に当たってのことなので, 信頼度は高いと感じました。 レビュアーも一様理系で,農学系なのですが,「これは知らなかった,メディアに踊らされていたなぁ」と言うところが沢山ありました。 科学報道の危険性のところで,とても興味深かったのは,新聞が 「××が○○に危険性を認めた」 と報道して実際に○○に危険性が無かった場合,誤報にはならないという所です。 ××が認めたという事は,事実だからということなのです。 (それで通れば,ジャーナリズムはいらないと思ってしまいますがね) 丹念にその後をたどれる様な取材姿勢が持てるようになるとすばらしいとは思いますが, 現実問題難しいのでしょう。 暮らしの恐怖心を煽るものに科学が落ちないように,著者の活躍を期待しています。
31 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
国民ひとりひとりが正しく知るべきこと,
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レビュー対象商品: メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書) (新書)
「発掘!あるある大辞典2」の「納豆ダイエット」の捏造が明らかになったときは、思わず吹き出した。「えっ、これみんな信じていたの!」というのが率直な感想だった。ただ、納豆は優れたタンパク源だから、たとえダイエットに効果がなくても、食べすぎなければ実害はない。DDTの再評価の話は、本書を読んではじめて知った。DDTに発癌性があるという疑いがもたれ、60年代後半から70年代はじめに使用を禁止されてから、制圧されたかにみえたマラリアが復活し、WHOが十分な管理のもとでの使用を奨励したということである。現在、マラリアのため全世界で毎年100万人が死亡している。DDTは分解しにくいので悪者にされたのだが、人体に対する毒性が低いこと、効果が持続することから、あらかじめ壁にスプレーしておくと壁にとまった蚊を確実に殺すことができる。むろん、農薬としての使用は奨励していないから、人体に蓄積する心配もない。 今まで、特定の物質(自然、人造を問わず)に対する「過大な期待」や「過大な忌避」は散々繰り返されてきた。納豆やマイナスイオンは実害がほとんどないが、DDTの件は深刻である。本来、救える命を数百万人単位で見殺しにしてきた。ただ、「夢の薬」として無制限に使用を続けていたら、PCBのような無視できぬ中毒患者を出していたかもしれない。 全ての物質(自然、人造を問わず)は、多かれ少なかれ人体に対して有益な作用と、有害な副作用をもつ。これらをうまくコントロールするのが人類の英知であるはず。「そのためにマスコミは何をすべきか」「教育の場でどう教えるべきか」という「提言」があれば、より「説得力」がであったと思う。
30 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
疑問だったことが・・,
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レビュー対象商品: メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書) (新書)
納豆ダイエットや白インゲンダイエット騒動の裏側や天然=安全、化学物質=危険ではないことがわかりやすく解説されています。 旬のバイオエタノールに関する問題やトランス脂肪酸規制のお国事情が とても興味深かったです。 巷に氾濫するトンデモ&ニセ科学をなぜ科学者たちは反論、否定しないのか、 いつも疑問に思っていました。 この本を読んで謎が解けました。
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