新聞、ラジオ、テレビ、インターネットといったメディアの盛衰、影響等を、主として1995年以降の調査を基に解説しています。
若い人が新聞を読まなくなっていること、テレビが主な情報源であること、インターネットによる情報取得の偏りなどを調査結果を基に示しています。しかしそのデータの解釈には慎重で、疑似相関(因果関係はないが相関しているように見える)にも言及していて、そういった姿勢はとても勉強になりました。
メディアにはそれぞれの特性があり、今回の震災の被災地ではテレビはほとんど役に立たず、ラジオの有用性が再評価されたことを考えながら読み進みました。
また最後に示された価値ある情報の発信にはコストがかかるけれど、インターネットによってそれが機能しなくなるとの予測には可能性が高いだけにうすら寒いものを感じました。