「最高のヒーラー」といわたキプロスで著名なスピリチュアリズムのミディアム(霊能者)でヒーラーであった〈ダスカロス〉こと、スティリアノス・アテシュリス氏(1912~1995)の紹介を初めて行った内容の本です。
ルポルタージュ(事実に基礎をおき報告に重点をおいている)ですので、ダスカロスという人が存在し「ヒーリングを行っていた実例」「彼の語る独自の世界観(彼が感じて捉えることのできる領域)」を著者キリアコス・マルキデス氏(米国メイン大学社会学教授)が報告する内容となっています。フィクションが大多数を占める精神世界本のなかでは珍しくダスカロスが実在人物だったという部分が特に素晴らしいと感じています。
アテシュリス氏は存命中、以下に挙げる著書を「霊的真理を探究」する世界の敬愛者たちに向けて遺しています。これらのテキストを所蔵している彼の長女の協力と日本の「ダスカロスの会」の手で以下3冊が邦訳されております。
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『エソテリック・プラクティス』●
『エソテリック・ティーチング』●
『キリストのたとえ話』」
(2010年1月現在)未邦訳
●ジョシュア・インマヌエル・ザ・キリスト
Joshua Immanuel The Christ - http://stoaseries.com/product/6/
●ザ・シンボル・オブ・ライフ
THE SYMBOL OF LIFE - http://stoaseries.com/product/13/
計5冊にダスカロス独自の世界観が詳しく書かれています。
本書では、それらの世界観をマルキデス氏が学び、読者のために〈ダスカロス独自の用語〉変えて分かりやすく説明している部分もあります。ダスカロス独自の用語「アチューンメント(ATTUNEMENT)」「アット‐ワン‐メント(AT-ONE-MENT)」を、「チャネリング」としているようです。詳しい「アチューンメント」「アット‐ワン‐メント」話は『エソテリック・プラクティス』『エソテリック・ティーチング』に記載されております。
また、原著メッセンジャーシリーズは第1作目のみアテシュリス氏の承諾(自分を題材にルポを書いて良い)を得て出版されたものです。これ以後続く、第2作目
『太陽の秘儀』、第3作目
『永遠の炎』は、アテシュリス氏の承諾を得ず著者が勝手に出版した事から親族の訴えで欧米では出版差止となっています。
メッセンジャーシリーズはアテシュリス氏のミディアム、ヒーラーとしての実績だけが真実で、他のほとんどすべてはマルキデス氏の書いたフィクション(創作)だという事が欧米では知られています。メッセージを訳した言葉を掲載しておきたいと思います。英文は原文となります。
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私たちのシステムは、「エレヴナ」と自称しているキプロスに本拠地をおく組織とは如何なる関係もないことをご理解下さい。私たちは、ただひとえに、人間意識の浄化に向けて専念する最善のあらゆる努力を願うものであります。さらに具体的に述べれば、私自身は、マルキデス氏と彼の事実に基づかない著作に対して、その関係を絶ったことを知って頂きたいのです。
Please be advised that our System has no affiliation to a Cyprus-based organization known as the Erevna. We only wish the best for all efforts engaged in refining the consciousness of humanity. Furthermore, I wish you to know that I have disassociated myself from Mr. Markides and his imaginative writings.
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本書はダスカロスの世界観と人柄を伝える、とても重要な本だと感じています。どのような霊的な本を読んできた人にもおすすめできるような素晴らしい一歩となるようなものだと思います。日本では、全くといって知名度が低いダスカロスですが生前から有名になることを極力避けていた、とても人間味のある人だと思います。
ダスカロスの教えた真理は、彼の生きていたキプロスの宗教・キプロス正教会(正統派キリスト教:ローマ・カトリック、プロテスタント、正教)では〈異端〉として扱われ、存命中も死後も埋葬地などの問題など様々な妨害や誹謗中傷を受けていたそうです。そのような環境のなかで、ただひたすら教えを続け無償でヒーリングを行っていた彼は、素晴らしい人だと尊敬しています。
第1章 ストロヴォロスの賢者
第2章 ナチスの悪霊払い
第3章 エレメンタル
第4章 経験の信頼性
第5章 カルマ
第6章 思い出
第7章 死と輪廻
第8章 ロゴスとの出合い
第9章 コズモロジー
第10章 惑星・地球を守る者たち
第11章 取り憑いた霊
第12章 ヒーリング
第13章 物質化と非物質化
第14章 振り返って