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メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる [単行本(ソフトカバー)]

リサ・ ガンスキー , 実川 元子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

「モノ」より「つながり」、「使い捨て」より「借りぐらし」ーー。
ソーシャル・ネットワークが世界中の人・モノ・組織・すべてに網(メッシュ)をかけるとき、2010年代のビジネス・経済・社会は、何が、どう変わるのか?

”ロングテール”以来の革命的ビジネスコンセプト、待望の邦訳!!

 メッシュとは、モバイル・SNS・クラウドなどの情報インフラとデータを網目のようにつないで、適時に適量だけモノやサービスを提供するビジネス。各国で急伸するカーシェアリング、バケーションレンタル(短期の自宅貸し出し)や不要な衣類品の交換のように、モノは誰かと共有・交換されながら顧客の元に届く。いわば、大量生産・大量消費という20世紀型の社会を、情報、資源、モノの共有(シェア)により持続可能(サステナブル)にしようとする動きで もある。
 ネットを知り尽くした起業家がいち早くとらえたこの新潮流を読み解くことこそ、混迷の2010年代を切り開くカギとなる。本書に紹介される衣類、大工道具などの日用品から自動車、住宅、金融、エネルギーまで幅広い分野のさまざまなメッシュ・ビジネス事例が、新しいビジネスのヒントとなることは間違いない。
 メッシュが時代をつくる。さぁ、あなたも加わろう。シェア・ザ・メッシュ!! 

各方面から届いた賞賛の声!

「メッシュとは何か? 2010年代のビジネスを方向づける大きな潮流である」米フォーブス
「未来を理解し、その創造に参加したければ、まず、meshを読め!」ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者)
「これから数十年にわたり我々の文化を形づくる重要なトレンドを的確に指摘した一冊。」 ティム・オライリー Web2.0提唱者、オライリーメディア創業者兼CEO
「ロングテール以来の画期的なビジネスコンセプト。リサ・ガンスキーはこの偉大なる着想の理想的な伝道者である。この本のまさに1ページ目から、あなたはメモを取らずにはいられないだろう、そして行動せずにはいられないだろう。」セス・ゴーディン (『パーミッションマーケティング』著者)

内容(「BOOK」データベースより)

ソーシャル・ネットワークがすべてに網“メッシュ”をかけるとき、2010年代の経済・社会は、どう変わるのか?「モノ」より「つながり」、「使い捨て」より「借りぐらし」―。“ロングテール”以来の革命的ビジネスコンセプト、待望の邦訳。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 262ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2011/2/17)
  • ISBN-10: 4198631174
  • ISBN-13: 978-4198631178
  • 発売日: 2011/2/17
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By naichi トップ500レビュアー
シリコンバレーの名物企業家、リサ・ガンスキー氏による一冊。表題の「メッシュ」とは文字通り網の意味で、ソーシャルメディアに網の目のように繰り広げられた<シェア・ビジネス>の総称。自動車、家、ファッション、エネルギー、オフィス、スタジオ、機械工具、食品、金融など、幅広いビジネスに関するアメリカでの事例が纏められている。ちなみにメッシュという言葉自体は、シェアと同義に捉えて構わないと思う。

◆本書の目次
第一章:メッシュを理解する
第二章:メッシュで何がどう変わるのか?
第三章:メッシュなモノづくり
第四章:メッシュは時代を先取りする
第五章:メッシュで信頼を勝ち取るには?
第六章:生態系としてのメッシュ
第七章:メッシュはオープンである
第八章:メッシュ戦略とは?
第九章:メッシュの種をまこう

◆メッシュビジネスとは?
1シェアをする
2ウェブとモバイル情報ネットワークを駆使する
3有形のモノや具体的なサービスを持つ
4顧客との接点がソーシャルネットワーク上である
という4つの特徴を持つソーシャル時代の新しいビジネス。

近しい存在としてレンタルがあるが、レンタルとメッシュは似て非なるものである。一つのモノを時間で分けて分割するのがレンタル、メッシュは複数のモノをニーズに分けて分割しているのが特徴である。車の例で言うと、レンタカーは特定の場所に行かなければ借りられない静的なサービスであるのに対し、メッシュは生活の基盤に車を用意しニーズとウォンツのマッチングを動的に行っている。車におけるメッシュビジネスは、輸送サービスではなくて、情報サービスなのである。

このような<シェア>の類の概念に触れるときには、多少懐疑的な視点で見るようにしている。シェアの行き着く先が、経済の緊縮化につながるなら、必ずしも人を幸せにはしないと思うからである。その点本書においては、シェアの意義が明解にまとめられており、特に以下の点に興味を覚えた。
・メッシュに向いているモデルとして、高価格、使用頻度の低いものに市場を限定してること。すなわち、所有することの煩雑さを敬遠し、本来なら購入しなかったはずの人にも、モノをマイクロ化することで新しい需要を生み出しうるということである。

・モノを所有するという束縛から解放されることは、固定費が減り、本当に興味があるものだけにコスト投下を集中できるという側面を持つということ。

本書を読んで、メッシュと呼ばれる新しいサービスは、ビジネス、個人、双方の側面において大きな変革をもたらす概念であるという確信を持った。同じモノを購入する場合でも、100万円以上の出費で5年以上使うものとして考えるのと、数千円の出費で数時間使うものとして考えるのでは、モノ作りの段階から広告のあり方まで大きく変わってくる。

それにしても驚かされるのは、アメリカという国のスピードの速さである。リーマンショックからわずか三年で、新しい価値観を生み出し、それに基づくサービスが続々と具現化されているのだ。バブルの後遺症を未だ引きづっている日本との回復力の差に、うらやましさすら覚える。

一点気になったのが、TOYOTAプリウスのブレーキ問題について触れ「トヨタは議会と社会を欺いた」と記述されているところだ。トヨタ側に問題がないことが明らかになった今、訂正すべき内容であり、誤ったシェアであるだろう。それ以外は説得力があり、良く纏った良書である。
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33 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By J-HASE
Amazonが確認した購入
 こんなに読み応えのない本に出会ったのは久しぶりだ。残念ながら,そうとしか言いようがない。「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略/レイチェル・ボッツマン, ルー・ロジャース」と「キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる/佐々木 俊尚」を読んだなら,この本は読む必要はない。この本の内容は,あまりにも薄すぎる。具体的な例が数多く出ているが,どれも米国での例なので,日本人の私から見ると,いまいちピンと来ない。しかも,著者が「これからはMeshの時代」と盛んに言っているが,著者のMeshに対する深い考察が,どこにも書かれていない。要するに,インターネットが今後益々普及し,ネットとリアルが密接に繋がるようになり,物を所有するのではなくシェアする時代が来ると言いたいようだが,それを理解するだけのために,この本を読む価値があるのかと言わざるを得ない。正直に言って,単に時代の流れに便乗して書かれたという風にしか感じられなかった。残念だが。
 だから,他の方がこの本に対して良い評価をしていることがとても疑問だ。もちろん,これは私の個人的見解であるので,私の意見に疑問がある方は,是非実際に読んで確かめてみて欲しい。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pecan
読後感はよくなかった。情緒的な表現と証拠不十分な決めつけが多かったためである。

例として知的所有権の問題を挙げてみよう。著者は、知的所有権に対しては真っ向から反対の立場を示している。反対するのはいいのだが、その根拠が極めて浅薄である。

「だが販売網を巻き込んで知的所有権を振りかざしたプリンターのインクをめぐる競争は、知的所有権そのものに大きなリスクがあり、市場の低落を招きかねないことをあきらかにした。時間を経るうちに、インク購入の際に選択肢がないことに顧客は不満を持ち、企業に対する信頼を失っていった。知的所有権にこだわる企業は産業分野の成長に貢献することや、市場の声を聞くことを忘れている(P204)」
「顧客がブランド企業のプリンターカートリッジの法外な価格に疑問を感じるようになると、その企業が将来発売する新製品のモニターになりたいという気持ちにはとうていならない(P205)」

異論のあるところだとは思うが、プリンターのインクが知的所有権によって保護されていることによって、単に値段が安いだけの粗悪品の流通を阻止するという機能を有している。さらに、消耗品である程度稼ぐことを前提にしたビジネスモデルであるからこそ、プリンター本体を安く提供することができるということも忘れてはならない。

こういった前提となる事実を踏まえての議論ならば聞く耳も持つのだが、全く無視されている(勉強している形跡もないが)。その結果、このくだりは単に著者が感じている不満をぶちまけているに過ぎないものとなっている。翻訳の問題もあるが、「・・気持ちにはとうていならない」などという非論理的な感情剥き出しの文章を読まされる側の気持ちにもなってほしい。

著者のリサ・ガンスキー氏の履歴を見ると、シリコンバレーの名物起業家とあり、複数の先駆的なインターネット関連ビジネスを立ち上げているらしい。結局、このようにアイデアだけで短期間のうちに起業し、他の企業に高値で売っていこうとする人たちにとっては、既存の企業が有している知的所有権は、自分の商売の邪魔になる目の上のタンコブのような存在に過ぎないのだろう。

著者がビジネスを行う上でどのような哲学を持っているかはわからない。この本からそれらしい部分を探してみると、「いち早く目をつけ、おいしいところを逃がさない(P236)」「枠を決め、質を高め、規模を拡大する(P238)」といったところであろうか。これらは表面的なテクニックに過ぎず、「メッシュ・ビジネス」においては目ざとく金儲けのアイデアを見出した人だけが得をする点が強調されているようだ。また、「メッシュなことってカッコいい!(P82)」のような情緒的な語句がところどころにちりばめられて、全体的な内容を曖昧にしてしまっている。

こういった点が気になりだしたら、この本が書かれた動機が、野心満々の著者が今後のビジネス展開を有利にしていく上でまいた種に過ぎないように感じられ、生理的に受け付けなくなった。翻訳者や高い評価を与えているレビューアーの方々が書かれている内容を否定するつもりはないが、私にはこの本に対してこれ以上の評価を与えることはできない。「シェア」と「キュレーションの時代」を読めばこの本は不要、としていたレビューがあったが、まさに同感である。
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