リーマンショックより半年以上前、日本でメディアがメタルパニックなる直前に書かれた
メタル・ウォーズから1年が経過し、日本ではメタルの話題は一件落着してしまったかのように不気味な静けさだ。
しかし、BBCやNYTなどの欧米メディアは中国の資源確保の動向について連日のように報道し、中国に振り回されつつある状況を伝えている。
本書では、メタルパニックを超え、ストラテジーを説く本として、著者の歴史観のもとに現状を照らし合わせることで日本が生き残る道を考えさせられる。
恐竜(オールドエコノミー)と巨龍(中国)が激しくぶつかり合うなかで、『漕ぐ手を休めてしまった舟』の例えが「考える事を止めてしまっている日本」と当てはまらないことを願いたい。