出版社/著者からの内容紹介
情熱の数学者グレゴリー・チャイティンが贈る、デジタル時代の数学をめぐる冒険の書。
本書で扱う「オメガ数」とは、ゲーデルの不完全性定理、チューリングの停止問題の系譜にあり、そこからは、創造性とは何か、世界は離散的か連続的か、などといった根源的な問題が生じます。ライプニッツの「哲学なしには数学は極められない」という言葉に従い、数学と哲学に関する刺激的な知見を詰め込んだ本書は、新しい時代の数学を求める人に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
本書で扱う「オメガ数」とは、ゲーデルの不完全性定理、チューリングの停止問題の系譜にあり、そこからは、創造性とは何か、世界は離散的か連続的か、などといった根源的な問題が生じます。ライプニッツの「哲学なしには数学は極められない」という言葉に従い、数学と哲学に関する刺激的な知見を詰め込んだ本書は、新しい時代の数学を求める人に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
ゲーデルの不完全性定理、チューリングの停止問題、そして、チャイティンのΩ数。アイデアと創造性にあふれた新しい数学への道が今ひらかれる。
著者について
グレゴリー・チャイティン
1947年生まれ。IBM T.J.ワトソン研究所勤務、オークランド大学情報科学部客員教授。数学に何ができて何ができないか、という問題を解明することに人生を捧げてきた、デジタル哲学/デジタル物理学運動の推進者。
1947年生まれ。IBM T.J.ワトソン研究所勤務、オークランド大学情報科学部客員教授。数学に何ができて何ができないか、という問題を解明することに人生を捧げてきた、デジタル哲学/デジタル物理学運動の推進者。
黒川利明
1948年生まれ。1972年東京大学教養学部基礎科学科卒業。東芝、日本IBMを経て、現在、(株)CSKホールディングスCSKフェロー、文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向センター客員研究官。専門はソフトウェア科学、標準学、科学技術コミュニティ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
チャイティン,グレゴリー
数学に何ができて何ができないか、という問題を解明することに人生を捧げてきた、デジタル哲学/デジタル物理学運動の推進者のひとり。1947年生まれ。IBM T.J.ワトソン研究所勤務。ニュージーランド、オークランド大学情報科学部客員教授。ニューヨーク在住
黒川 利明
1948年大阪生まれ。1972年東京大学教養学部基礎科学科卒業。同年東芝入社、82‐85年新世代コンピュータ技術開発機構へ出向。85年日本アイ・ビー・エム入社、89‐90年IBMT.J.ワトソン研究所。99年CSK入社。現在(株)CSKホールディングスCSKフェロー、総合企画部勤務、文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向センター客員研究官。専攻はソフトウェア科学、標準学、科学技術コミュニティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
数学に何ができて何ができないか、という問題を解明することに人生を捧げてきた、デジタル哲学/デジタル物理学運動の推進者のひとり。1947年生まれ。IBM T.J.ワトソン研究所勤務。ニュージーランド、オークランド大学情報科学部客員教授。ニューヨーク在住
黒川 利明
1948年大阪生まれ。1972年東京大学教養学部基礎科学科卒業。同年東芝入社、82‐85年新世代コンピュータ技術開発機構へ出向。85年日本アイ・ビー・エム入社、89‐90年IBMT.J.ワトソン研究所。99年CSK入社。現在(株)CSKホールディングスCSKフェロー、総合企画部勤務、文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向センター客員研究官。専攻はソフトウェア科学、標準学、科学技術コミュニティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
まえがき
科学の道は果てがない。一つの問題を解決しようとすると十もの新しい問題が湧き上がり、しかも前の問題より、はるかに難しいものとなる。これから、皆さんに私の発見についてお話しするのだが、その旅路には終わりがない。読者の皆さんとは、私の抱く疑いや偏見ばかりでなく、実り豊かで挑戦し甲斐があると思われる新しい事柄をも、ともに分かち合うつもりだ。
ここで議論する問題に取り組んでいくなら、生命がいくつあっても足りないだろう。しかし、それこそ、これらの問題の質のよさを示すものなのだ。5分ではとても解が見つかるはずはなく、もし見つかってしまうようなら、それは質のよい問題とは言えないだろう。
科学は冒険だ。他人の研究成果を勉強するために何年も費やし、複雑な学問体系を学んだ後でないと貢献できないという学問手法を私は信じない。私は、まったく新しい方向に大またで踏み込むことのほうが好きだ。そこでは、少なくとも最初のうちは、技法よりも想像力が重要になる。というのも、技法とは後になって開発されるものだからだ。また、知識の増進にはいろいろな人が必要だ。開拓者もいれば、後から来て辛抱強く耕す人もいる。そして、この本は開拓者のためのものである。