チャイティン氏の研究テーマは基本的には変わらないので、主張したい内容も基本的には変わっていないです(と、思います)。
「
知の限界」「
数学の限界」ではあまりにも難解で(LISPを読める人にはそこそこ面白いのですが)、
「
セクシーな数学-ゲーデルから芸術・科学まで-」ではあまりにも概念過ぎな内容を(何度も同じ記述が繰返されるのはインタヴューで仕方ないか)、
やっと、より具体的な形で噛み砕いて表現してくれているようなレベルに落ちてきました(私たちに合わせてくれたというか)。
メタマスを読む前に、復習として「知の限界」「数学の限界」「セクシーな数学」を読み直しました。
意味が分かりにくかった人は、チャイティン氏のホームページを見てください。
ネット上で動く、簡易LISPインタープリターが用意されています。
(CとかMathematicaでソースを提供されても、使えない人は多いですから...)
リーマンのζ関数やライプニッツの2進数なども出てきて興味深いです。
(ライプニッツの資料は、工作舎の「
ライプニッツの普遍計画―バロックの天才の生涯」「著作集」がいいと思います)
特に、「ライプニッツが1686年にチャイティン氏のアイデアを考えていた」
「デイオファントス方程式はコンピューターである」などの面白い主張は光ります。
後半戦になると、「精神戦」で辛い(笑)。それでも、従来の著作よりは分かりやすい?
まだまだ勉強しないと!
#Exploring Randomnessなど、まだ多数の著作は和訳されていないのですよね...