病気の本質は、「酸化ストレス」であることを見事に示した良著でございます。そう、あらゆる病気の上流にはミトコンドリアがあるです。
皆様ご存知のように、ミトコンドリアは細胞内の発電所、エネルギー(ATP)産生小器官であります。しかも、遮蔽不十分の原子炉でございます。従って、ドンドン危ないものが漏れて来ます(笑)。現に、細胞内活性酸素・酸化ストレスの殆どはミトコンドリアから漏れ出て来たものだと言われております。
これら活性酸素、フリーラジカルは細胞内の彼方此方を錆びつかせ、ミトコンドリアDNA自体を損傷し、細胞の自爆(アポトーシス)の元となります。細胞は残念ながら無限に分裂できるわけではありせん。有限回数分裂すればそれで終わり。細胞のターンオーバーが亢進すれば、臓器寿命も短縮。個体の寿命も当然、短縮で御座います。
ミトコンドリアを労わるか、いじめるかで大きく変わってまいります。
従って、老化、発癌、諸病を先送りしたければ、ミトコンドリアを大切に考える必要が出て参ります。
小生が糖質制限に熱心なのも、食事をまとめるのも(1日3食より2食、2食より1食、時にプチ断食48h、稀に本断食72h)、腹一杯食べたらすぐ寝るのも、赤ワインを好むのも、適度な運動も、ストレスコントロール(大いに笑い、時に泣く)も、タバコの煙に近寄らないのも、全てミトコンドリア温存・活性化の為でございます。
糖尿病、メタボそして生活習慣病が気になる人は必読の作品です。