無味乾燥で無機質な文章で、非常に読みづらい。 筆者にとってMEXICOはただの研究対象でしかなく、そこに<愛>は感じられません。 おそらくスペイン語も介さないものと想像されます。
正味205ページの本において、冒頭の35ページの序章はひたすら言葉の遊び(言葉の定義など)に終始しています。 研究者の間の自己満足、研究の為の議論についての紹介が何の意味があるのでしょう?
私はMEXICOで短期間ながら働いた経験があります。 ビジネスの観点から今後に活かしたいと考え本書を購入しましたが、目論見が外れました。 現在生き残っているビジネスグループと、その支配者(総帥)たちの横顔などに迫った内容であれば、今後MEXICOに関わっていこうとしていく人たちにとっても大いに参考になるはずです。
本書によると、MEXICOには相続税がないそうです。 大変重要なポイントだと思います。 金持ちの家族が永遠に金持ちであり続け得るということですね。 なぜこの点を深く掘り下げないのでしょう?
誰にとって、どのように役立たせる目的で書かれた本なのかが全く不明。 定価3,000円のものが、新品同然なのにも関わらず100円代で叩き売りされているのもうなずけます。
アジア経済研究所はもっと有効にお金を使い、何らかのかたちで世の役に立つ活動をして頂きたいです。 MEXICO、あるいはMEXICOのビジネスの状況についての本を出版するのであれば、より有機的な、MEXICOの現在の息吹が感じられるようなものであるべきではないでしょうか?