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メガバンクの誤算―銀行復活は可能か (中公新書)
 
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メガバンクの誤算―銀行復活は可能か (中公新書) [新書]

箭内 昇
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)

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知に歴史あり ~ 教養新書特集
岩波書店、講談社、中央公論新社の新書のうち、読み継がれてきたロングセラーをまとめてご紹介。

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

期待されて誕生した四つのメガバンクは、今や総崩れに近い状況に陥り、欧米の大銀行との間に大きな格差が生じた。直接要因はバブル期の不良債権だが、背景には、壮大なカルテルと横並び体質がある。合併はこの旧体質から抜け出せない中での自滅行為だった。再建への道は険しいが、「急がば回れ」の王道を行くしかない。そのために必要なことは、旧世代の残滓の一掃、時代に適った体質改善、国民の信頼回復である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

箭内 昇
1947年(昭和22年)、福島県に生まれる。1970年、東京大学法学部卒業、日本長期信用銀行入行。ニューヨーク支店副支店長、企画室長、営業二部長、取締役新宿支店長などを経て98年4月、執行役員となるが、経営陣を批判して同年7月辞任。現在アロー・コンサルティング主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 284ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2002/07)
  • ISBN-10: 4121016513
  • ISBN-13: 978-4121016515
  • 発売日: 2002/07
  • 商品の寸法: 17.5 x 11 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 399,472位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 銀行の裏話満載, 2002/8/19
レビュー対象商品: メガバンクの誤算―銀行復活は可能か (中公新書) (新書)
この本の著者は、元長銀役員だったそうです。その著者が反省と批判精神を全開にして、日本の大銀行がこれまでやってきたことを振り返り、アメリカと比較し、現状を改善するには何が必要なのかを問います。本の中では、銀行内部にいた人にしか分からないことが沢山書いてあって、非常に興味深く読みました。一例をあげると、役所の金融検査はノンキャリアに任せきりだったこと、官僚と同じく減点主義の銀行員は、住友銀行以外は普段からも業界内で頻繁に情報を公開し、横並びに走っていたこと、この傾向はバブル後ひたすら不良債権隠しに走る際にも大いに活きたこと、MOF担がいかに接待漬けで官僚に合わせて保守化していったかということ、興銀が既得権益代表となり、いかに金融自由化を遅らせてきたかということ、さらに近年ではその興銀を見切って、3桁にのぼる行員が転職したこと、などなど外の人間はこれまで知らなかった事実が沢山書かれています。金融の現状に関心のある人は、大変面白く読むことができると思います。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 確かな座標軸に位置づけられた豊富な話題, 2003/2/5
レビュー対象商品: メガバンクの誤算―銀行復活は可能か (中公新書) (新書)
 こんなに凄い本が新書の形で出版されたことは驚きである。しかも読みやすい。
 我が国の銀行をめぐる豊富な話題が、確かな座標軸に位置づけられて提示され、邦銀の現代史が米銀との対比で語られている。話題の一つ一つが示唆に富み、米国金融機関の歴史についても手際よく整理されている。

 見方によっては、よくできた後講釈ということもできよう。しかし、日本の銀行についてこんなによくできた後講釈を評者は知らない。よくできた後講釈なしには的確な将来展望も描けまい。本書の、現実に根ざした透徹した視線は、エリート行員として長い間内部から銀行を見続けてきた著者ならではのものであろう。

 邦銀の現状と今後に関心のあるすべての人の必読書である。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 不良債権問題の真実、ここにあり, 2002/11/14
レビュー対象商品: メガバンクの誤算―銀行復活は可能か (中公新書) (新書)
あの木村剛氏が、「(当時の)柳澤大臣がこの夏休みに読まなければならないベストワンの本。」と、日経bizplusのサイトで評していた話題作です。
最近の話題にも触れられていますが、なんといっても圧巻は、著者自身もかかわっていた長銀絡みの下りです。こんなことが本当にまかり通っていたのかと
読み進めるに連れ、ショックを隠しきれなくなります。

読破するのは多少根気のいる新書ですが、ぜひ、1人でも多くの方によんで
ほしい。不良債権問題の現実を知ることのできるベストの一冊だと思います。

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