2時間30分で簡単に作れると思ったら、
ちゃんとスミ入れをしたら、6時間かかっちゃいました。
今まではHGUCをはじめとする1/144がライトユーザー、MG、PGと大きくなるにつれて
ヘビーユーザー向けでしたが、
今回初めてビッグスケールなのに作るのが簡単というザクが出ました。
腕一本作るのに6時間かかるPGとは大違い。
どんどん組みあがります。
ランナーロック方式とパーツセパレータで外すのは、
普段プラモを作っている側からすれば、
返ってややこしく、ニッパーで切った方が楽だとは思いましたし、
結局そうした部分も多かったですが、
普段プラモを作っていないけれど久々に作りたい、
という新しい購買層を広げるには、よいのかもしれません。
この大きさは、はっきり言って置き場に困ります。
しかし、ジャンボマシンダーがほしくても買ってもらえなかった昔の子どもたちは、
やはり大きなものへの郷愁は拭えないのでしょう。
私もついに買ってしまいました。
今まで大きなサイズのプラモは武器が持てないという最大の難点を持っていました。
PGザクも、パッケージの写真はかっこうよいのですが、
実際には武器をボトリと落とします。
しかし、このザクは違います。
武器をしっかり保持できます。
PGやMGのように五指が可動せず、ザクマシンガンと一体になってしまうからです。
昔のプラモはグリップが棒になっていて手に指すだけでしたが、
そのおかげで武器を落とすことはありませんでした。
だから、指が動かなくても、この方が安心ができます。
しかも、関節にラッチがついていて、ゆるむことがありません。
こんなに大きいのに、転ぶことなくしっかり、というよりどっしりと立ちます。
動力パイプも非常に作りやすいです。
ザクは、動力パイプのリアリティを求めるが故に、
いじっていて、万が一はずれると、大変なことになるのであまりさわれませんでした。
しかし、このザクは大まかな組み合わせであるため、
はずれても心配がありません。
しかも、ダボ穴が大きく、パーツの強度も確保されているので、ポロりがありません。
大味かと思いきや、
MGゲルググ(ver.1)のように
面がのっぺりしてしまうこともなく、
スカスカ感もありません。
必要な方向にしっかり動きます。
別に、180度動かなくたって、
ザクに柔軟運動をやらせるわけじゃないのだから、
可動範囲はこれで十分。
むしろ、関節がカチッと決まる方が大切です。
合わせ目は、昨今のHGUC、MGほど
パーツ分割で解決しているわけではありませんが、
パーツの合いがしっかりしているので、
そんなに気になりません。
足から組むという説明書もよいです。
組む順番など自分で変えればよいのですが、
それでもできた腕や足などを置いておいて
別の部分を組み立てるより、
ばらけないでどんどん組みあがる方がよいです。
それに、足から組み上げることで、
完成した大きさが楽しみになります。
巨大さを実感できます。
この大きさに、バンダイの技術は存分に生かされています。
残念だったのは、モノアイのクリアパーツに小さな黒い汚れが混入していたこと。
説明書を見ると、気泡が入ることもあるようですが、これは残念。
人形は顔が命だから。
部品請求をしようと思ったが、とりあえず持っていたHアイズで対処したら、
返ってよくなったので、結果オーライです。
付属のモノアイは、肉抜き穴の関係で、
シルバーのシールで裏打ちしても、二重の円に見えてしまうので、
オプションシステム シリーズ Hアイズ 1 ピンクはお勧めです。
裏面をシルバーで塗って接着すると、
結局塗装面が溶けて、格好悪くなってしまうので、
両面テープがお勧めです。
白い両面テープならば、ピンクがかなりきれいに発色します。
ザクマシンガンのスコープにも使うとよいです。
詳しくは写真を見てください。
RGザクはとても評判がよいですが、
小さい故に迫力がないとか、ザクなのにスマートすぎるという意見もあるようです。
しかし、メガサイズにその心配はありません。
ザクらしく骨太で迫力があり、スタイルもよく、しっかりとポーズが決まる、
大きいのに、がしがしいじって遊べるザクです。