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メイド諸君! (4) (ガムコミックスプラス)
 
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メイド諸君! (4) (ガムコミックスプラス) [コミック]

きづき あきら , サトウ ナンキ
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

千代子にひどい仕打ちをして、別れを決定的にしてしまった“ご主人様”鳥取。彼女の心を取り戻そうと秋葉原を訪れた彼の前にはメイド喫茶「ミルフィーユ」閉店の文字が…。また、灰音の関心を取り戻したいあるみは、灰音の兄が執心している千代子を鳥取に取り戻させようとする。しかし、それは逆効果の事態を引き起こしてしまい…!? メイドさんたちが織り成すアキバ系ドラマティックストーリー、衝撃の最終巻!!

登録情報

  • コミック
  • 出版社: ワニブックス (2008/6/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4847036417
  • ISBN-13: 978-4847036415
  • 発売日: 2008/6/25
  • 商品の寸法: 18 x 13 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
 
まず素直に、めちゃめちゃ面白かったです。

さほどの矛盾や伏線の拾い忘れなどが(私には)見受けられず、4巻という構成で非常に読みやすかった。

1、2巻は千代子、3、4巻は、鳥取が主人公と考えていいでしょう。
その証拠に1、2巻のモノローグはほぼ全て千代子だったのが、3、4巻ではほぼ鳥取になっています。

そして出ました、きづきあきら+サトウナンキ流、幸せには終わらせませんよハッピーエンド。

「メイドと主人は相思相愛に結ばれてハッピーエンド!!ではなく…」
という鳥取のモノローグを通してエピローグに続きます。
ラストの鳥取の苦悩、私は非常に共感できますし、おそらく恋愛したての頃は誰もが経験する感覚だと思います。

そして、それを全て理解した上で千代子が鳥取を抱いてキスするシーンは凄く好きです。

   付き合ったのは同情や憐れみじゃないって百ぺん言うても、
   百一ぺん「ウソだ」って言うんやろ 「ご主人様」?
   まあ ええ 言いたなくなるまで一万べんでもつきあいますよ

と、笑顔で言った千代子のセリフは凄く魅力的だと思いました。

「ご主人様」は、いまだにメイドとご主人様という妄想から抜け出せませんね、
という千代子の皮肉が込められていると思います。
そして、一万べん繰り返してあなたが現実に来てくれれば、私は満足だ、という笑顔なのでしょう。

鳥取もメイド喫茶のあだ名ではなく「千代子さん」と本名で呼んでいて、
妄想から現実へ葛藤しながら脱出しつつあるという描写を的確に入れていることに感動しました。

「メイド」=「おたく」みたいなことは考えず、
そういう世界、価値観を持っている人もいるんだよな、と思って手にとってみてください。

そうすれば、あとは作者が引き込んでくれます。

ちなみに、千代子はいたってふつ〜〜〜の女の子です。高校でも彼氏はいて、することはしています。
そして、1、2巻の鳥取は非常に格好良いんです。だから鳥取に惚れたわけで、個人的には不自然さがなかったと思います。なぜ、へたれNo.1の鳥取が格好良いかは、是非読んでみてください。
あ、あと千代子は佐賀県生まれらしく、全編通して大阪弁です。

あえて苦言を呈するならば、1、2巻では千代子のモノローグでやたら「かえちゃん」(=実の妹)というフレーズが出てきて、難病を患っているという少々重い設定なのに、3巻以降物語から逝ってしまった点でしょうか。全く出てきません。
どうなったんだろ、かえちゃん。。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:コミック
 メイドの生活を赤裸々に描いた作品の四巻です.しかし,きづきあきらさんの作品はまだこの「メイド諸君」と「ヨイコノミライ」しか読んでいませんが,私が興味を抱いたのは特にメイドの生活ではありません.あまり詳しく書くとネタバレになるので多くは書きませんが,この作品は人間が持つルサンチマンと正面から向き合っていると感じて,私は興味を抱きました.特に非生産的で後ろ向きな性格のオタクや恋愛弱者に関してです.ここで誤解のないように言っておきますと,オタクがみんな非生産的で後ろ向きであるというのではありません.例えば,PCを自作したり,同人誌を書いたり,エロゲーを作ったり等の制作活動をしない,それを享受するだけのオタクという意味です.つまり,この作品の中の鳥取大介君です.
 鳥取大介君は,紳士です.この物語の主人公である藤堂千代子さんを暴漢共(?)から特技の格闘技で救う等,かっこいいです.しかし,残念ながら童貞で恋愛弱者であった.そして,メイドが陵辱されるエロゲーをやってたりと,変態でもあった.変態という名の紳士だったのです.彼が言ったセリフであまりに有名(?)なセリフがあります.「なんで処女じゃないですか!」です.彼はあまりに身勝手です.先述したセリフは多くの恋愛弱者の男性が思っているかもしれません.しかし,人間は様々の人生を歩いています.人の数だけ人生があります.他人が自分に無い経験をしていることなんて当たり前なんです.それに対して劣等感を感じるのも当たり前です.鳥取大介君は,性行為の経験がある藤堂千代子さんを強く拒絶します.それだけならまだいい.人として,嫌いなものの近くにはいたくないものです.しかし,彼女を一旦拒絶したにもかかわらず,彼は未練たらたらに彼女のストーカー行為(?)を行います.なんと女々しい.彼は紳士ではありません.
 なんやかんやで二人は結ばれます.ハッピーエンドです.しかし,彼のルサンチマンは消えません.かわいい彼女とオタクな自分は釣り合っているのだろうか,彼女は僕と付き合って後悔していないだろうか,いつか来るであろう別れが怖い.ずっと悩み続けます.自分のした決断に後悔し続けます.おそらく,一生ね.彼にとっては,どんな決断をしようとアンハッピーエンドです.
 ここまで鳥取大介君を酷く否定してきました.しかし,私はこの鳥取大介君が大好きです.なぜなら,私も25歳童貞で,恋愛弱者,ルサンチマンを持っているからです.共感を覚えるからです.これから彼女ができて,結婚できたとしても,おそらくこのルサンチマンは消えないでしょう.私は,この漫画を読んで,やっぱり人って精神的な成長はそんなにできないもんなんだなあ,と思いました.そして最後に鳥取大介君が出した結論のように,こういったルサンチマンと向き合いながら人生を歩いていこうと思いました.
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22 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
最初、このマンガは、「夢の世界」にいる鳥取を、千代子が「現実」に連れて行く話だと思っていた。

「メイド諸君!」は、「夢の世界」にいるチョコが、鳥取を「現実」に連れて行く中で、自分も一緒に「チョコ」から「千代子」に変身。
ところが、鳥取が「千代子」=「現実」を拒否。

脱「夢の世界」話をするのに、「メイド」というネタをすごく上手く使っていると思った。
もっとも、作者によると「メイドさんらのブログを読んで」ということなので、先にメイド有りきで、物語を作ったらこういう内容になったのかもしれないけど。

24話の鳥取の言い分けっぷりには、逆に感心した。
伝説となった18話といい、鳥取は間違いなく「同類の親しみを感じる情けない男」キャラNo.1です。
最後には、なんとか「夢の世界」を脱出してくれたけど。
その後には、「現実」の恐怖が…。

って、これってよく考えたら、また「夏エヴァ」に似てる。

「ヨイコノミライ」は無理だとしても、「メイド諸君!」はなんとかアニメ化されて、もっと多くのオタや腐女子の方々に観てもらいたい。
本気でそう思う。
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