2006年にスタートしたこのシリーズも、ついに9巻で完結しました。
2009年にはテレビ朝日で連続ドラマ化され、2010年1月にDVDが出たばかりです。
ここではシリーズ全体についてレビューします。
作者自身が述べている通り、スケバン刑事へのオマージュにあふれた作品で、時代劇のお庭番的な、伝統ある潜入捜査ものの系譜に連なるものと言えます。
ラノベ的メイドものを期待すると裏切られると思います。まさに「萌え」より「燃え」。
レディース文化も入っているので(だってスケバン刑事だし)、むしろ義理人情の任侠もののテイストが感じられます。
メイドじゃなくて、そっちのキーワードに反応する方にとっては、血沸き肉踊る展開が待っています。
私自身は明菜派でも静香派でもありませんが、侠気あふれる葵は魅力的なヒロインでした。