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メイド・ロード・リロード (メディアワークス文庫)
 
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メイド・ロード・リロード (メディアワークス文庫) [文庫]

北野 勇作
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

まったくさっぱりちっとも売れないSF作家・湯浅が、昔の担当編集者と電話で話していて訊かれた。「ライトノベル書けますか?」。生活に困っていた湯浅は、一も二もなく承諾。そして打ち合わせの日、指定された喫茶店へと赴くと、なんとそこはコテコテのメイド喫茶だった…。メイドに囚われ、四苦八苦しながらライトノベルらしきものを書いていく小説家の姿を、個性派SF作家の北野勇作がシュール&コミカルに描く。メイドの絶対領域とシュレディンガーの猫の関係とは。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

北野 勇作
1962年3月22日、兵庫県生まれ。SF作家でもあり、落語作家でもあり、舞台役者でもあり、トランペット奏者でもある。『かめくん』で日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 349ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2010/4/24)
  • ISBN-10: 4048685341
  • ISBN-13: 978-4048685344
  • 発売日: 2010/4/24
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 樽井 トップ500レビュアー
形式:文庫
「かめくん」「ザリガニマン」「レイコちゃんと蒲鉾工場」「どーなつ」「ウニバーサルスタジオ」などで有名な北野勇作さんの最新小説です。
 今回のタイトルは「メイド・ロード・リロード」。冥土とメイド、メイド喫茶、セーブ/ロードのロードとゲームのロードなどをかけたダブルミーニング、だじゃれを使ったファンタジーライトノベル風SFです。そう、いつもは不可思議なSFがうりの北野勇作さんが、ライトノベル小説を書くというところから話が始まる小説です。
 とはいえ、北野勇作さんの事ですから、その始まりからのところで既にどこまでが虚構でどこまでがメタでどこからが作品世界になっているのかわからなくなっていくという不可思議設定で、読み終わってみればいつものまごうことなき北野節が炸裂の小説でした。
 なにがなんだかよくわからないままに世界に放り出される主人公。それを支えるちょっと魅力的な少女、現代風の多少ツンデレにメイド姿の女の子が、自分探しをもとめてロードノベル的冒険をするという、ライトノベルのデフォルトテンプレートを用いつつも、そこをメタに見下ろす作者と編集者、それが都市伝説となっている世界、それを小説に書いている作者という入れ子構造の多用で確実な足場がなくなっていく感覚は、とても北野勇作さんらしいものです。
 今までと毛色はやや違うけれども、確かに北野作品です。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ふぁんどり VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 表紙がごらんの通りの絶対領域で、カラー口絵は参次元メイドのピンナップ(ツンデレ系らしい)。
 普段の北野作品がほのぼのホラーなら今度はメイドさんがヒロインの萌え萌え(ラノベ)ホラーだ!
 「ホントか!?」「ウソや」。
 売れないSF作家の一人称の視点と、彼が挑戦しているラノベ(ファンタジー風)が交互に現れる構図のメタ小説。と思わせてメタ「メタ小説」。
 物語の語り手兼紡ぎ手の主人公は作者自身が投影されたかのような、売れないSF作家。でも前にもそういう小説あったよね、『イカ星人』 っていう。
 北野作品には何かが欠落し、その欠落した何かを思い出せないというキャラがよく登場しますが、今度は物語を紡ぐ売れないSF作家自身がそんな境遇に陥る。あらすじは記述不可能。
 これのどこがSFやねん、ホラー? ファンタジー? どこがラノベだというもう北野勇作の小説だとしかいいようのない不可思議な小説をSF者は是非に味わうべし。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
北野版ラノベ 2011/10/5
形式:文庫
メディアワークス文庫って、一般書とラノベの中間的雰囲気があるように思う
本著では、いつもの生き物キャラが封印されています
かわりに、表紙からもわかるとおりメイドさんが出てきます
でも、彼女の名前は「冥途迷子」、駄洒落かよって感じです
勇者も出てきますが、中身は売れない中年SF小説家(著者がモデル?)
ラノベ的なアイテムが出てきますが、メイドと勇者って食い合わせが悪い感じが・・・
だから、内容は全然ラノベ的ではありません
いつもの独特なSFで、メタな作品でした
ちょっとSF濃度は薄めで、アニメネタが多目です

ちなみに表紙のモデルさんは黒崎真音さん
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