東映ビデオの劇場版ライダー&戦隊のメイキングは、作品の公開前にリリースする関係で
肝心のクライマックスシーンや、ドラマの核心に触れるようなコメントが一切収録されない。
映画公開後に見直すには、一番観たいと思うようなシーンの裏舞台が未収録のため
非常に物足りない感じを受けてしまう。
このDVDも過去の例に漏れず、2009年7月下旬時点で見せられるような最低限のシークエンスの
撮影風景を小出しにまとめたのみに留まり、ソフト鑑賞後の満足度は低いと思う。
47分を12のチャプターで区切り、撮影風景のスナップとスタッフ&キャストのインタビューを
交互に収めた構成で、本編からのハイライトシーンは全く入っていないのだ。
DVDのパッケージ裏面には興味深いカットのスチールが沢山載っているが、残念ながらこれらの
シーンのビハインドは見られない。特報・予告編すら未収録なのだ。
多くの邦画作品同様、これはメイキングというよりは公開前に触りの部分をちょっとだけ見せて
ファンの鑑賞欲を煽るための“ナビゲーションDVD”という中身だ。
小出しにされることによって期待感は高まるが、正直に言って
「どうなの?」という気はする。
オールライダーが集結するシーンでは現場スタッフたちが手に手にデジカメを持ち、ここぞとばかりに
記念写真を撮る光景が見られるが、これがまさにタイトルの由来「僕らは仮面ライダーが大好きです!」なのだろう。
スタッフたちの思い思いのライダー像が語られ、ちょっとじんわりとくるシーンだった。
過去にネット上で公開されたインタビューシーンとかぶる箇所がいくつかあるけれど(金田監督や
主演の井上正大のコメント等)、封切り前に公開できる素材が限られている関係上、これは仕方ないだろう。