どこかの音楽雑誌で‘曲作りやライブにおいて、スティーブンはまるで軍曹のよう’という表現をしていたけど、このDVDにはまさにそんな様子がみてとれる。妥協を許さない厳しい態度やメンバーをわざと刺激して能力を引き出すところとか。エアロはやっぱりスティーブンが中心なんだなぁというのをつくづく感じる作品。
本作品は、その名の通り‘PUMP’という1つのアルバムが完成するまでの軌跡をたどるものなんだけど、こういうプロセスって素人はそうみれるものじゃないから、ファンにはたまらない。‘スティーブンって本当にKORGで曲作りするんだぁ’とか、‘詩は後付けだったりもするんだ’など、色々な発見があるのでは。本当に見ごたえのある作品です。
にも関わらず星4つにしたのは、軌跡はたどるけど完成した状態をみせてくれないから。最後に‘これが完成品だ!’って一気に流してくれたら最高だったんだけど。曲によっては全部流しているのもあるけど、ほとんどの曲で一部分だけ。メイキングだから当たり前なのかもしれないけど、制作プロセスを丁寧に追いかけている分、フラストレーションが溜まる感じ。ま、時間の都合上仕方ないか。完成品は別の作品でみるかな。