この映画を観終わってから、『ケ・セラ・セラ』の歌が頭から消えないのです。ドリス・デイのあの名曲です。劇中で効果的に使われていました。消えないどころか、頭の中で増幅されています。ドリス・デイの原曲を聴き直していたら、涙が流れてきました。今も涙が止まりません!
オーストラリアのメルボルンに住む8歳の女の子メアリーが、ニューヨークに住む44歳で自閉症のおじさんマックスと文通し、20年来の友情をはぐくむ物語。
いじめっ子にいじめられ、いつも泣いていた女の子。
自閉症のアスペルガー症候群で、泣くことはおろか喜怒哀楽の表情を作ることもできなければ、人の表情から喜怒哀楽も読み取れない男。
欠点だらけの二人だけど、完璧な人間はいない。
人間には誰にも欠点がある。欠点があるから、マックスはメアリーが好きになったのだし、メアリーもマックスの友だちになってくれた。
欠点は選べないけど、友だちは選べる。
ままならないのが人生だけど、誰もが欠点に悩んでいるけど、人は許し合える。
『タイタンの妖女』が大好きという太田光に薦めてあげたい映画です。