最近のクラシックブームに次いでいよいよジャズブームの再来?
元気のいい女性ジャズアーチスト代表格のニッキーは、その愛嬌とは似合わないレイ・ブラウンを髣髴とさせるような力強いベース。腕を見ればいかに経験を積んでいるのかが分る。男性のような筋肉質で「こんなんでいいの・・」といいたくなるほど。
声といえばブロッサム・ダイアリーを思わせるエンジェルボイスでそのハイブリットさに嵌ってしまった。歌い方はあくまでもさらっとしている。
この人、ベテランのジャスおじ様の「アイドル」らしく、相方プレーヤーに恵まれている。
ジャズの世界では、オーストラリア出身というのも異色だろう。
あくまでもスタンダードの有名曲。ヘレン・メリルが歌い日本のジャズクラブでは特に人気の高かった「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥー・カム・ホーム・トぅー」が良くこなされている。ジャズ・クラブで鍛え上げている。
表題曲もいいし、「クライ・ミー・ア・リバー」「メイキン・ウピー」が味わい深い。
オマケの自作曲「ニッキーのブルース」も秀逸。全13曲、捨て曲のない廉価盤である。