まず感じたのが、すごく音が良いです。ライブ音源にありがちな、団子状態で音が出てくるというのではなく、各パートの音をバランスよく聞くことができます。矢野顕子、細野とのコラボも楽しく、また、各曲のアレンジも、アルバムとは異なり、新鮮な印象を受けます。特に酔いどれダンスミュージックのアレンジは素晴らしく、一聴の価値があります。いずれにせよ、1976年に既にこのような音楽をやっていた事にこのバンドのすごさを感じます。私はまだ当時18歳で、ライダーズ聞き始めは、翌年、同級生より火の玉ボーイを借りたのが最初で、その東京感覚的なセンス(歌詞、演奏、アレンジ、もちろん楽曲)にはまり、今日までファンです。最後のブラスバンドはお愛嬌ということで星を一つ削りましたが、今の若いリスナーよりも私のような隠れライダースファン(後輩とカラオケに行っても、本人は歌いたいのに場がしらけ、とてもライダースは歌えない)に打って付けの作品です。最後に、ここで聞かれる駒沢裕城のペダルスティールは本当に素晴らしく、是非聞いてください。