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ムーミンパパ海へ行く (講談社青い鳥文庫 (21‐7))
 
 

ムーミンパパ海へ行く (講談社青い鳥文庫 (21‐7)) [新書]

トーベ=ヤンソン , 小野寺 百合子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

かわいいムーミントロールとやさしいママ、おしゃまなミイにすてきな仲間たち。毎日が平和すぎてものたりないムーミンパパは、ある日一家をつれて海をわたり、小島の灯台守になります。海は、あるときはやさしく、あるときはきびしく一家に接し、パパはそんな海をしらべるのにたいへんです……。

著者紹介

【トーベ・ヤンソン】
1914年、フィンランドの首都、ヘルシンキに生まれる。ストックホルムとパリで絵を学ぶ。1948年に出版した「たのしいムーミン一家」が世界じゅうで大評判となり、以降『ムーミンパパの思い出』『ムーミン谷の冬』『ムーミン谷の夏まつり』など、一連の傑作を書いている。
【小野寺百合子】
1906年、東京に生まれる。東京女高師附属高女専攻科卒業。夫とともにながく北欧諸国に滞在。『ムーミンパパ海へいく』、リンドグレーン作『エーミールと60ぴきのざりがに』など北欧児童文学の翻訳多数。


登録情報

  • 新書: 318ページ
  • 出版社: 講談社 (1985/7/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061470515
  • ISBN-13: 978-4061470514
  • 発売日: 1985/7/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 ムーミンシリーズも この作品ぐらいに来ると 文学性が非常に強くなってくる。子どもが読むには 難しい話だと正直思う。但し 子どもの頃から しっかりした文学を読むことも良い勉強になることは確かだ。

 ムーミンパパが ムーミン谷での生活に倦んで 一家で島に出かける話だ。パパは家長として 過剰な迄に 家族を守ることを意識する。家族には そんなパパの意識が 幾分うっとうしいまでになっていく。ムーミンママ、ムーミン自身も 小さな島で それぞれの個人の生活を確立していく。ある意味で 小津や ヴィム ベンダーズの映画を思わせる ホームドラマである。

 島には棄てられた灯台があり 人嫌いの漁師が住んでいる。パパは灯台の再開に尽くし 漁師は そんなパパを遠くから眺めている。
 この二人のやりとりも 映画のようで非常に鮮やかだ。

 話の結末は幾分サプライズなので ここでは控える。但し 読後感は 上質のホームドラマを楽しんだという感じであった。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
トーベ・ヤンソンのムーミンシリーズはいずれも傑作だが、それでも後期の作品は最初のほうの作品に比べ益々その芸術性つまりムーミンらしさを深めているように思う。最後から二作目のこの作品はこれにつぐ「ムーミン谷の十一月」と並んで最高の傑作である。登場人物をぎりぎりに切り詰めてムーミンランドを純化してゆく手法は殆ど圧巻の域。ことに、この作品を締めくくる最後のあの一文は思い出すだけで身震いがするような全ムーミンシリーズ中、最も印象深い文句の一つである。それをうまく表現した訳にも賞賛。
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