鈴木氏の逮捕、拘留と胃がん摘出を乗り越えての2007年第一回東京マラソン完走から始まり、第二回東京マラソンで3時間台で完走を達成するエピローグまでを飽きずに一気に読める良書でした。
(鈴木氏のイメージが180度変わってしまいました。)
間に鈴木氏の人生を振り返り、走り始めるきっかけや数々のレースのエピソード、そして激しいバッシングを浴びた苦しい時期のエピソードを交えて語られていて、非常に楽しく読むことが出来ました。
また、ランニングコーチとの共著なので、マラソン初〜中級者向けのトレーニング方法などもガイドされていてマラソン本としての内容も十分な内容です。
(補助トレーニングの詳細や写真解説などの技術論は別途専門書が必要)
ずっと独学で走りこんで数々のレースに出場していた鈴木氏が(40歳代で3時間台完走経験あり)逮捕、拘留、胃がん摘出後に出場した第一回東京マラソンでくやしい思いをしてリベンジを誓い、翌年60歳にして直前3ヶ月間コーチのアドバイスを忠実に守ることでサブフォー達成(4時間未満完走)を膝痛やひどい筋肉痛も無く走り通すという、多くのランナーが求める結果が出ています。
時間の無い人のトレーニングや直前の調整、準備方法など参考になる情報がぎゅっとつまっていますので下手なノウハウ本よりもずっとお勧めです。