アニメ化(今もって信じがたいが)も決定した、時事(?)系麻雀格闘漫画の第三巻。
本巻では、作中最長の闘牌となった、地球連合対第四帝国戦の中堅戦が収録されている。
地球連合側のブッシュ親子という名キャラクターに対し、第四帝国もスコルツェニー&ルーデルという、麻雀漫画史上有数の強豪。
白熱する闘牌の陰で語られるブッシュ親子の愛憎と絆という、緩急自在の話が展開される。
連載当初とは随分政治情勢は変わってしまったが、大和田先生の筆致は変わらず熱さを失っていないのが心強い限りである。
(その反面、主人公のジュンイチローの影は薄くなってしまったが…これも往年の週刊少年ジャンプ漫画にありがちな話である)
なお、巻末には幻のコラボ漫画の『立-Ritz-』まで収録されており、盟友ともいうべき麻雀漫画の『咲-Saki-』のファンも必読である。