小泉ジュンイチロー総理が麻雀で世界各国の首脳と死闘を繰り広げるという、一見荒唐無稽に見えますが麻雀漫画史上屈指の熱い闘牌シーン、麻生タロー議員、杉村タイゾー議員、ブッシュ親子やプーチン大統領に北の将軍様など個性溢れる登場人物達、何よりも主人公小泉ジュンイチロー総理の銃撃されても劣化ウラン弾で被爆しても屈する事無く、日本国の為に強大な敵に立ち向かう熱すぎるキャラクター造形が本作品に過去の名作麻雀漫画にも劣らぬ多大な魅力を与えています。
竹書房の、特に近代麻雀の漫画作品は連載作品でも採算が取れないと判断されたものは途中で単行本化が打ち切られる事が珍しくありませんし、ましてや読み切りや不定期連載作品が単行本になるのは極めて稀ですので「ムダヅモ無き改革」の単行本化は一麻雀漫画ファンとしてはうれしい限りです。竹書房の英断に感謝したいと思います。
麻雀漫画ですが麻雀のルールが分からない人でも楽しめますし、実在の政治家をモデルにしたキャラクターが多数登場しますが政治色を強く含む訳でもないのでその種の作品が苦手な人でも問題なく読めます。
ちなみにアメリカ、北朝鮮、ロシアと来て次は何とバチカン市国のローマ法王と戦うみたいです。総理大臣になるであろう麻生タロー議員がどのような活躍をするのかにも興味がありますし、早くも次回作が楽しみで仕方がありません。