ピアノ版展覧会の絵の楽譜の中では、当全音版が最も入手しやすいです。
全音の楽譜は、30〜40年前に、表紙を唐草模様から、現在の青のモノトーンに改めましたが、
当初は帯と、ビニールの表紙カバーが付いていましたが、今はビニールカバーも付いていません。
このビニールカバーは、ツルツルとしていて、大変邪魔だったので、丁度良いです。
全音の楽譜は、他のものも含めて、時々手直しが行われています。
ペダルの踏み替え場所の指定や指使い指定も、微妙に変更されてきました。
当、展覧会の絵も例外ではなく、数十年前のものと、今のものとでは、指使い指定が異なります。
ただ、この曲はペダルは多用するとは思うのですが、当楽譜にはペダル記号は、全く記されていません。
冒頭の解説も、過去のものとは少々異なりますが、現在版の解説(奥村一氏による)は分かりやすいです。
この、展覧会の絵は、技術的に最高難度のものを要求されます。
特に「卵の殻をつけたひよこの踊り」「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイル」などは難曲。
「ババ・ヤーガの小屋」は両手でダイナミックに弾くには、相当な練習を要します。
また、どの曲も、シャープとフラットが付き過ぎていて、譜読みしにくいです。
まず、取り組みやすくて、聴き応えのある「プロムナード」を練習。
次に、お好みの曲から順番に練習するのが良いと思います。
薄い楽譜ですが、攻略には相当な時間を要します。
展覧会の絵は人気曲です。
幻想即興曲、月光、ラ・カンパネラ、トルコ行進曲などと同様に、皆の好きな曲です。
こういう曲は、是非練習しておきたいですね。