この作品を観る前には、ブラックユーモア、スラップスティック、バイオレンス等のイメージがあり、評価が高い事もあり
取り敢えず何も考えず笑いたいと思い購入しました。
併し実際は上記の事は枝葉と感じる程にショウビズ界のヒューマン・ドラマ(コメディ有)の部分が印象に残りました。
役者がマペットにも拘らず、冒頭数分で引き込まれ、凡そそのマペット達が実際の俳優であるかの様に感じる程でした。
短い時間の中で、くせのあるキャラクターが沢山登場するにも拘らず、性格、背景等も把握でき、彼等の演技w、また演出はとても素晴らしかったです。
ラブ・ストーリーあり、クライム・サスペンスあり、巨大モンスターあり、ミュージカルあり、ベトナムでの回想シーンあり、
また郊外での撮影もあり、グロテスクなシーンもあり、それでいて散漫な印象は全然受けず、所謂「物語」的に非常に完成度が高いと感じました。
終始面白い部分があったものの、コメディでは無くヒューマン・ドラマとして感情移入してしまった為、
特に最後のシーンでのヒロインが歌うシーンでは涙を禁じえませんでした。
この作品の鑑賞後、こんな思いを抱くのは自分はおかしいかなと思いつつ、
反則的な名作として非常に好きでしたので筆を取らせて頂きました。