123巻でイシュトヴァーンの施政方針が発表されましたが、イシュトの戦略に関してはこの巻で展開はありません。
本巻の主人公はヨナ・ハンゼ。
今後のグインではミロクが重要なキーワードになるとしても、本巻の1/2はヨナ目線のカラヴィア-ダネイン紀行です。
幸いなことに(笑)タイスのようなお祭り期間中ではなかったので、延々と風俗のご紹介が続くということはありませんでしたが、1章目と最終章をつなげて読めば、ほぼこの巻は完了。
クリスタルから草原地方を抜けてミロクの聖地ヤガへというルートを取れば、当然出てくると思っていた人が、あたりまえのように登場してくださいます。
重要な役回りの割に最近ご無沙汰でしたから、そろそろとは思っていましたが、登場の仕方はそこまでご都合主義的でなくてもいいんじゃない?って感じでした。
筆者には衝撃の手術から1年、良くぞご無事でなおかつ執筆も継続されていらっしゃることには心から敬意を表します。これからもくれぐれもお気をつけいただきたいと思います。
ただ、グインのクオリティは落ちてませんか?
異世界のお話ですから世界観は重要なのですが、それはあくまで下敷きであって、既にグインはそれを読ませるという段階ではないような気がしています。