ヒロインMILLと、高校時代の同級生で元カノの中越さんとか、女性の描き分け等にはまだ習熟の余地はあります。
しかし、人間の孤独感とか、孤独ゆえの温もりに対する希求というような根源的ものを、「化け猫美少女」という商業的にキャッチーなフィルターと、細かいギャグ等、上手くかませて描き続けていますね。
作者 手原 和憲さんを絶賛応援中です。
3巻では完全に「元カノ中越さんの可憐さ」が主成分となり、「化け猫と人」という主題が薄めです(後半ではそれについての重要なシーンも多いですが)。
「化け猫と人」、あるいは「人と人」でも、『永続的に添い続けたいけどなかなかそれが叶わない、叶いがたい』。そんなアタリマエノコトを真摯に突き付け続けてくる隠れた逸品としてお勧めです。
(まあ、深く考えなくとも、ジャケットを見て頂いて、猫目の美少女が可愛い!と思われた方なら間違いなく買いですね。ああ、可愛いなぁ。猫目っ娘)