フランスらしく、軍服らしからぬスマートなデザインの割りに、かなり機能的で凝っていて驚かされました。
まず、裾と腹に紐があり、身頃を絞ることが出来ます。これは米軍のM65ジャケットにもある機能ですが、これにしか見られない点が、腕にあります。
袖の奥、手首より少し奥まったあたりににスナップボタンで留めるループ型のアームバンドのようなものがあり、袖を持て余すことがありません。それと、個人的には袖口のツータックのデザインが気に入っています。
また、開襟のジャケットだと寒いんじゃないか・・・と思うでしょうが、ちゃんと専用のボタンがあり、襟を立てて使う事も出来ます。
そして首が絞まるのが嫌だ・・・と言う人のために、裏にボタン留めのガスフラップがあります。本当は毒ガスが服の中に入り込まないように留める物ですが、私は防寒用に使っています。
ポケットは4個あり、胸に2つ、裾に2つです。裾ポケットのフラップはポケットの布地を折り返して、そこにボタンを掛ける布地が別にあるという凝った作りです。
胸ポケットは垂直のジッパー留めで、普通の胸ポケットより取り出しやすいです。
また実際に使われた品らしく、裏地にはに元所有者の名前が縫い付けられてたり、製造番号がプリントされてたりします。直接は見えませんが、これが実際に使われたものであるという事を実感させてくれます。
それと、全体的には満足なんですが、少しだけ不満な点があります。
まず、ジッパーが開けにくいです。噛みあわせが悪いのか、それともYKK製じゃないからかなのか、とにかく開けにくいです。
そしてベルクロのメスです。右胸には名前のパッチを貼るのであろう長方形のベルクロメスがありますが(商品イメージで白い布が貼り付けてある部分です)、胸の(胸ジッパーの間にある所です)階級章を貼る正方形のベルクロメスがありません。取り外された形跡も無く、元から付いていなかったと思われます。
が、その点を除けば今まで買ったどのジャケットよりも良いものです。値段に見合わない頑丈さはさすが軍用品といったところでしょうか。