実車は大戦中、ドイツ軍がエレファント/フェルディナントに続く重駆逐戦車(対戦車車輛)として、Panther-G型のシャーシに固定式の戦闘室を設け、キングタイガーと同じ71口径88mm砲を搭載した車両です。基本的には、軍や軍団直轄の重駆逐戦車大隊に配属されましたが、大戦末期には戦車の不足を補うために装甲師団に中隊単位などの単位で配置された例もありました。
キットについては、タミヤが新たに1/48 というスケールに進出し、1/35で発売されている後期型を1/48でモデル化したものです。
後期型の製作上の特徴として、ツィメリットコーティングが不要な代わりに、塗装が若干地味なものになってきます。
1/48 となると、この車両でも手のひらサイズになりますので、塗装はスケールエフェクトを考慮して若干明るめに調色した方が見映えがするでしょう。例えば、履帯や転輪のゴム部は黒よりもジャーマングレイくらいに塗った方が浮いた感じになりません。
シャーシがダイキャストなので、持った際の存在感もありますし、また、サフェーサ処理されているので、塗装も通常通りで大丈夫です。
履帯は接着連結式ですが、パーツがIII/IV号戦車よりも大きく取り扱いがしやすいので、組み立て履帯のビギナーの方にもお勧めできるものです。