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ミラーニューロン
 
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ミラーニューロン [単行本]

ジャコモ ・リゾラッティ , コラド・シニガリア , 茂木健一郎 , 柴田裕之
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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ミラーニューロン + ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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商品の説明

内容紹介

★監修者・茂木健一郎「解説」より
「人間とは何か。私達の心の本性はどこにあるのか? これらの問いに関心を持つ全ての人によって長く読み継がれるべき、「古典」がここに誕生した。」

★『単純な脳、複雑な「私」』『進化しすぎた脳』の著者・池谷裕二さん推薦!!!
「動作の主体を失ったミラーニューロン。「世紀の発見」と絶賛する者もいれば、その熱狂を揶揄する者もいる。

脳の広範に散在する普遍システムだと誇張する研究者もいれば、別の脳機能が偶然そう見えるだけだと矮小化する研究者もいる。

専門家ですら喧喧諤諤とした議論のカオスに発散するパンドラの箱。発見者本人がようやく口を開いた。

ミラーニューロンを巡る背景や解釈、それが真に意味することは何か。哲学者の助けを得て、脳科学の最もナイーブな部分が慎重に整理されていく。ゾクゾクする興奮だ。」

内容(「BOOK」データベースより)

1990年代初頭に、自分がある行為をしているときも、他者がその行為をしているのを見ているだけのときも、同じように活性化する脳の神経細胞が見つかった。鏡のように他者の行為を映すことから“ミラーニューロン”と名付けられたこの神経細胞の発見は、脳科学のみならず、心理、教育、社会学、人類学、芸術など様々な分野に衝撃を与えた。学習や模倣、コミュニケーション、さらには情動の伝播・共有を説明する鍵として注目を集め、生物学におけるDNAの役割を心理学で担うとも言われる、ミラーニューロンの秘める可能性を、発見者自らが科学的に解き明かす。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 紀伊國屋書店 (2009/5/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 431401055X
  • ISBN-13: 978-4314010559
  • 発売日: 2009/5/19
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
言語の起源は、動物の鳴き声が進化したものだと思っていた。本書を読むまでは。

コーヒーの入ったカップを手に取るという一見単純な動作の裏側には、大脳皮質レベルでの複雑なニューロンの相互作用がある。大脳の運動皮質のうち、F5野と呼ばれる領域で、コーヒーカップの視覚情報をもとに、物をつかむ手の運動情報への変換が行なわれる。カップを見るだけで、実際に物をつかまなくてもニューロン(感覚−運動ニューロン)が発火するのである。

このF5野から、カップなどの対象物を見ただけでは発火せず、実験者が対象物に手を伸ばすといった運動行為をするのを見た時にだけ発火するニューロン(ミラーニューロン)が発見された。感覚−運動ニューロンが自己の行為を準備する役割を持つのに対して、ミラーニューロンは、「他者が実行した行為」の意味を理解することにあるというのが著者の主張である。

動作から他者の意図を理解することが脳に書き込まれた原始的なコミュニケーション機能であるとすれば、さらに進化したコミュニケーション手段である言語は、鳴き声が進化したものではなく、動作によるコミュニケーションに音声が付加したものであると理解される。ミラーニューロンが発見されたF5野は、手と口の運動が表象された領域であることも、この仮説の有力な根拠の一つとなっている。

なぜ人間だけが言語を高度に発達させることができたのか。その答えが、二足歩行により大きな自由度を得た手の動作にあったというのが、ミラーニューロン発見の最大の功績ではないだろうか。これまで、何となく胡散臭いと思っていたミラーニューロンであるが、本書を読むと、やはり「世紀の発見」であるように思えてくる。
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18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
古典的な脳研究からニューロン(本書では主にミラーニューロン)に言及。内容を裏付ける為のデータや図が多用されている。 サルで発見されたミラーニューロンゆえにサルでの実験結果を連ねた上で、ヒトにおける実験および論証に移る。無論、サルとヒトの差異に用心をしている旨もある。ありがちな著者の盲信的な持論展開などは無く、流し読める。 ヒトが人たる社会形成(対人形成)する行動を司るプロセスの研究土台をミラーニューロン系によって獲得できたのではないだろうか、という著者。 それに対して監修者が‘X線の発見’や‘(宇宙)背景輻射に起因するビッグ・バン理論’のような「世紀の発見」と過剰に煽ってしまっている解説で★星の数が減った。将来で顧みればミラーニューロンは脳研究においてパラダイム・シフトを起こしたと云われるかもしれない可能性を否定するつもるりもないが、賞賛し過ぎでは。
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
ミラーニューロンについては触り程度の知識しかなかったが,
言葉から連想される以上に多くの示唆に富んだ内容だった.

他者の行動を見ることによる学習や,さらには言語や共感といった,より高次のコミュニケーションとは
すなわち,集団生活での学習や行動を効率化に他ならない.
つまり,情報収集・情報処理,問題解決を集団で行うことによって
個で行うよりもはるかに多くの課題を処理できるわけである.

当たり前に思えることではあるが,
個のレベルを超えた集団での行動に関わる脳の活動が
解明されつつあることに大変感銘を受けた.
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